発効後の犯罪件数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 00:54 UTC 版)
「児童・青少年の性保護に関する法律」の記事における「発効後の犯罪件数」の解説
アチョン法発効後も凶悪事件は増加している。韓国警察研究学会が2001~2010年の殺人・強盗・強姦・放火など凶悪犯罪を分析した結果、10年間に84.5%増えたことが明らかになった。特に強姦事件は10年間に1.8倍ほど増えている。 経済協力開発機構(OECD)34カ国と北アイルランド・スコットランドを含めて凶悪犯罪を比較した結果、韓国の犯罪率は相対的に高く、イギリス警察が2009~2010年に10万人当たりの凶悪犯罪発生率を国別に分析した資料では、韓国は34カ国のうち殺人は6番目、強姦は11番目に多かった。 他の調査でも性犯罪は増加しており、2009年~2013年の5年間にかけて、ソウル市で発生した性的暴行事件は6000件あまりとなり、61%増加した。 2014年時点では、強姦を含む「強制わいせつ」は、日本が8650件で、韓国は2万1055件と、約2.4倍の差になっている。 さらに大検察庁が発表した統計によれば、親族間の性的犯罪の数は2014年637件、2015年688件、2016年730件と、娘が被害者になる親族間の性的犯罪が年々増加している。性犯罪全体の被害親告率が10%未満といわれるなかでも、親族による被害の親告率は特に低く、これは一部であると見られている。
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