司会
(番組司会者 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/03 06:07 UTC 版)
司会(しかい)は、放送番組(テレビ番組・ラジオ番組)や舞台・宴会・結婚式など、衆目の中でイベントの進行を司ること、あるいはその者を指す。後者は司会者(しかいしゃ)とも称する。別称にMC(マスター・オブ・セレモニー〈ズ〉:Master of Ceremony/ies)、ホスト、報道・情報番組はキャスターがある。
役割
司会は引き立て役、縁の下の力持ちとして[1]、イベントを「始め、進め、まとめ、終わらせる」[2]役割を担う。司会は独善的にならず、出席者におもねらず、公平[1]な判断が要求される。放送番組では、笑わせたり世辞で引き立てる「道化役」としての司会もある[1]。
司会の役割[3]は、時間を管理してイベントを予定通り進行させる、イベントの出席者を参加者に紹介する、出席者の発言を引き出す、会場の雰囲気を演出するなどが挙げられ、会議で司会が議長以上の権限でリーダーとして運営[4]する場合は、公平さを保ちつつ発言を統制して会議をまとめる[4]ことが求められる。
放送番組における司会
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司会は番組の順調な進行がおもな役割で、台本に沿って段取りと時間を管理し、話者を選択してネタ振りするほか、生放送の場合は突発事項に対応する機転が求められる場合がある[独自研究?]。
日本のテレビ番組
日本のテレビ司会者は黒柳徹子、大橋巨泉、愛川欽也、芳村真理、三波伸介、前田武彦らが先駆けとされる。
テレビ・ラジオ局の社員を経てフリーランスとなったアナウンサーは1980年代から2010年代にわたり多出し、報道番組やバラエティ番組の総合司会をしばしば務めた(50音順)。
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| あ行 | ||
| か行 | ||
| さ行 | ||
| た行 | ||
| な行 | ||
| は行 | ||
| ま行 | ||
| や・ら・わ行 |
バラエティー番組に着目すると司会は複数人を配し、1人はトークやコントなどの展開で盛り上げを担当し、別の者が番組の進行に専念する形式を持ち込んだ。後者はおもにアナウンサーが担当し、番組の進行状況と 活況状態[何の?]をともに司る技量が要求される。
その特徴を拾い、司会者像の変遷を一覧にする。以下に加え、女性司会者は和田アキ子、山田邦子、久本雅美などがいる。
| 時期 | 人名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1980年代頃 | 志村けん、タモリ、ビートたけし、明石家さんま、島田紳助、所ジョージ、笑福亭鶴瓶ら | バラエティ番組が増えお笑いタレントが司会を務めはじめる。お笑いBIG3など。 |
| 1990年代前半 | とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンなど | 数多くのバラエティ番組が放送され、台頭するお笑い第三世代が司会に採用される。 |
| 1990年代後半から | 今田耕司、東野幸治、さまぁ〜ず、雨上がり決死隊、ナインティナイン、ウッチャンナンチャン[5]、ネプチューン、くりぃむしちゅーなど。 | |
| アイドルタレント=中居正広 (SMAP)、国分太一 (TOKIO)、嵐など | お笑いタレントに加えてアイドルタレントの起用が増える。 |
呼称
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放送や音楽などで、MC(エムシー、master of ceremonies)を用いる。番組の進行役として話すことや担当人物を指す。コンサートなどで演奏者が曲の繋ぎに話すことやその時間をMCと称する事例は、和製英語「マイク・コメント」の略称である。
英語版Wikipediaは「Master of ceremonies」、「Presenter」(プレゼンター)、「Television presenter」(テレビの司会)、「News presenter」(ニュースの司会=ニュースキャスター)、「Radio personality」(ラジオパーソナリティ)など多数の司会業に関する項目が作成されている。「Master of ceremonies」は主にイベントの司会である。 日本のテレビ番組ではニュース以外の娯楽番組でおもにMCが用いられることから、本項目は「Television presenter」へリンクされている[疑問点]。
英語は「master of ceremonies」と複数形だが、日本で略語のMCを説明する時は「マスター・オブ・セレモニー」と単数形が多い。
日本のテレビ番組で司会の名称は番組により異なり、情報・報道番組は(メイン)キャスター(ニュースキャスター)、教育番組はお兄さん・お姉さん・先生が多く、バラエティ番組はMC (Master of Ceremonies) や「総合司会」も用いる。
海外でTV Host (TV Hostess) は、テレビ番組や社交的な会合の司会に用いられる。
番組により「MC」「総合司会」以外に「メイン出演者」「キャプテン」「リーダー」と別の名称を使用する番組もある。
インターネットサイトにおける司会役はモデレーターとも呼ばれる。
脚注
出典
参考文献
- 佐分利重哉『司会の実例百科』池田書店〈イケダ・ブックス258〉、1969年。
関連項目
番組司会者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:02 UTC 版)
「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」の記事における「番組司会者」の解説
回数紅組司会白組司会総合司会第1回 - 第4回東野幸治 清水アキラ 今田耕司 笑福亭笑瓶 八木亜希子 第5回 - 第10回八木亜希子 (廃止) 第11回 - 第13回笑福亭笑瓶 高島彩 第14回 - 第47回中野美奈子 第48回 - 第50回三田友梨佳 第51回内田嶺衣奈 第52回西山喜久恵 第53回 - 第57回山﨑夕貴 第58回 - 第62回三田友梨佳 第63回 - 第67回永島優美 第68回佐久間みなみ 第69回 - 現在永島優美 補足 東野は第2回は入院のため出演せず、通常総合司会担当の八木が紅組司会を代行。 清水・笑瓶は司会とものまね出場者を兼務。 第4回まで総合司会が設けられていたが、第5回より廃止された。 第36回・第41回・第43回・第46回は、特別編のため、白組は今田と石本沙織、紅組は東野と高橋真麻が務めた。 第49回からは、大リニューアルに伴い、キャプテン名義。 第52回からは、紅組と白組のアナウンサーを共に一新。また、キャプテン名義から再び司会名義へ。
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