現代社派との内ゲバとは? わかりやすく解説

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現代社派との内ゲバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 22:36 UTC 版)

革命的労働者協会(解放派)」の記事における「現代社派との内ゲバ」の解説

1999年6月4日現代社派が山田襲撃し後遺症を残すほどの重傷を負わせた。その後さらに現代社派は私服襲撃部隊赤砦社派拠点のひとつであった明治大学駿河台キャンパス送り学生活動家を襲撃しようとした(未遂)。一連の現代社派の襲撃に対して6月13日赤砦社派は『6・13声明』を発表し現代社派との「全面戦争」を宣言以後両者活動家襲撃繰り返し14件の内ゲバ発生2004年停戦までに双方合わせて10人(両党派各5人)が死亡した下表参照)。この内ゲバ結果現代社派は三里塚以外での重要拠点赤砦社派奪われ赤砦社派学内での内ゲバ口実大学当局側によって完全に排除された。また、両派ともに相手絶滅主張し小型出刃包丁ハンマーなどを使用した襲撃続けたため逮捕者離脱者が多数出て組織維持すら危うくなった。そのため2004年6月2日現代社派による東京三ノ輪の赤砦社派アジト襲撃赤砦社派2名死亡通称6・2三ノ輪事件)を受けて赤砦社派報復をせず、機関紙上で今度襲撃に)来たら死人の山となる」と発表するとどまった。これは報復自分側からはしないとの宣言にも受け取れるため、事実上停戦成立したと言われている。さらに2006年初の機関紙上で赤砦社派は「党内闘争最終決着した」と発表した6・2三ノ輪事件から現在まで両派間に内ゲバ起きていないものの、公安警察再燃警戒している。 現代社派・赤砦社派間の内ゲバ死者数現代社派側赤砦社派備考1999年2 1 5分裂6月13日 赤砦社派全面戦争宣言7月2日 赤砦社派現代社派の明大生協理事殺害7月21日 現代社派が赤砦社派明大生協職員襲撃翌日死亡11月14日 赤砦社派現代社派の福岡県委員会議長襲撃26日死亡2000年2 2 28日 現代社派が赤砦社派学生活動家を殺害翌日 赤砦社派現代社派の襲撃部隊2名を襲撃、1名殺害8月30日 現代社派が赤砦社派明大生協従業員組合書記長殺害12月10日 赤砦社派現代社派の革労協総務委員殺害2001年1 0 516日 赤砦社派現代社派の革労協総務委員殺害 2002年0 0 2003年0 0 2004年0 2 6月2日 現代社派が赤砦社派活動家3名を襲撃、2名殺害小計5 5 合計10 なお、内ゲバ停戦工作最後の襲撃となった6・2三ノ輪事件前々ら行なわれていたといわれている。2006年3月28日手打ち担当者だったとされる赤砦社派岸本修死亡した。同派は心臓麻痺発表したものの、手打ち工作現代社派にだまされ6・2三ノ輪事件つながったことを理由とした粛清よるもの一部から指摘されている。現に警察全身皮下出血があったとして赤砦社翌日29日家宅捜索している。しかしこれといった証拠は見つからず現在も真相分かっていない。 現在では機関紙上を含め現代社派への言及批判をほとんど行っていない。現代社派が機関紙上で赤砦社派毎号のように非難書き連ねている(毎号何らかの記事見出しに「木元グループ解体根絶(あるいは「絶滅」)」などとほぼ必ず書かれている)ことと比べて対照的である。こうした罵詈雑言を「無視」することで、赤砦社側が熾烈な内ゲバによる組織的な動揺回避するためと考えられる

※この「現代社派との内ゲバ」の解説は、「革命的労働者協会(解放派)」の解説の一部です。
「現代社派との内ゲバ」を含む「革命的労働者協会(解放派)」の記事については、「革命的労働者協会(解放派)」の概要を参照ください。

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