渡部橋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 渡部橋の意味・解説 

渡部橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 06:51 UTC 版)

渡部橋
基本情報
日本
所在地 新潟県燕市渡部
交差物件 大河津分水路
用途 道路橋
路線名 新潟県道2号新潟寺泊線
管理者 新潟県三条地域振興局
施工者 宮地鐵工所
開通 1969年(昭和44年)11月1日
座標 北緯37度39分7.8秒 東経138度48分25.8秒 / 北緯37.652167度 東経138.807167度 / 37.652167; 138.807167 (渡部橋)
構造諸元
形式 トラス橋桁橋
材料
全長 383.600 m
6.700 m
最大支間長 86.0 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

渡部橋(わたべばし)は、新潟県燕市渡部の大河津分水路に架かる新潟県道2号新潟寺泊線の橋長383.6 m(メートル)のトラス橋桁橋

概要

  • 形式 - 3径間単純合成鈑桁橋3連+鋼3径間連続下路トラス橋+単純合成鈑桁橋2連
  • 橋格 - 第1種 (TL-20) + (100 kg/m2)
  • 橋長 - 383.600 m
    • 支間割 - 38.100 m+38.500 m+39.600 m+(55.920 m+74.560 m+55.920 m)+38.500 m+38.100 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 6.700 m
    • 有効幅員 - 6.000 m
    • 車道 - 6.000 m
    • 歩道 - なし
  • 総鋼重 - 463.833 t
    • トラス部 - 238.758 t
  • 床版 - 鉄筋コンクリート
  • 施工 - 宮地鐵工所[注釈 1](上部工)・鹿島建設・氏田組(下部工)
  • 架設工法 - トラッククレーン工法・ケーブルエレクション工法

[1]

橋のすぐ下流には大河津分水路の河床勾配を安定させるための石港床留が設置されている[2]

歴史

信濃川の洪水を日本海に直接放流するために掘削された人工河川で、1922年大正11年)に通水した大河津分水路[3]に架かる橋として先代の橋が1919年(大正8年)4月に橋長374 m、幅3.7 mの木造土橋が架橋された[4]

新潟県により架替に着手され、上部工が1967年(昭和42年)8月から1968年(昭和43年)8月の工期で宮地鐵工所によって施工され、1969年(昭和44年)11月1日に永久橋となる鋼トラス橋の新橋が開通した[5]

脚注

注釈

出典

  1. ^ 鐵骨橋梁年鑑 昭和44年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 110, 111 (1970年3月31日). 2021年4月7日閲覧。
  2. ^ 大河津分水の歴史と経緯”. 国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所. 2021年4月7日閲覧。
  3. ^ 大地に恵み 人に安らぎ 大河津分水 地域とともに未来をひらく” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所. 2021年4月7日閲覧。
  4. ^ 渡部橋1919-4”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年4月7日閲覧。
  5. ^ 渡部橋1969-11-1”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年4月7日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  渡部橋のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「渡部橋」の関連用語

渡部橋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



渡部橋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの渡部橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS