大関橋とは? わかりやすく解説

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大関橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 20:04 UTC 版)

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大関橋
基本情報
日本
所在地 長野県飯山市大字常盤字大倉崎 - 大字瑞穂字関沢
交差物件 千曲川
用途 道路橋
路線名 長野県道419号関沢小沼線
管理者 長野県北信建設事務所
施工者 浦賀重工業
着工 1960年昭和35年)
竣工 1965年(昭和40年)12月
開通 1965年(昭和40年)12月24日
座標 北緯36度53分32.7秒 東経138度24分12.0秒 / 北緯36.892417度 東経138.403333度 / 36.892417; 138.403333 (大関橋)
構造諸元
形式 トラス橋桁橋
材料
全長 442.550 m
6.100 m
最大支間長 60.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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大関橋(おおぜきばし)は、長野県飯山市大字常盤字大倉崎 - 大字瑞穂字関沢の千曲川に架かる長野県道419号関沢小沼線の橋長442.55 m(メートル)のトラス橋桁橋

概要

右岸から見た大関橋。
  • 形式 - 活荷重合成鈑桁10連・鋼下路単純ワーレントラス橋3連
  • 橋長 - 442.550 m
    • 支間割 - 10×25.3 m + 3×60.000 m
  • 活荷重 - 第2種 (TL-14) + 雪 (100 kg/m2)
  • 幅員
    • 総幅員 - 6.100 m
    • 有効幅員 - 5.500 m
    • 車道 - 5.500 m
    • 歩道 - なし
  • 床版 - 鉄筋コンクリート
  • 基礎 - ケーソン4基・版式橋脚10基
  • 施工 - 浦賀重工業(上部工)・大同建設(下部工)[1]
  • 架設工法 - トラッククレーンベント工法(合成桁部)・ケーブルエレクション工法(トラス部)

[2]

歴史

大倉崎と関沢を結ぶ大倉崎の渡しがあったが、大正時代に舟橋が架橋された。昭和になって木橋となったが、1945年(昭和20年)の洪水のため流失した。1947年(昭和22年)に仮橋が架橋されたが[3]、洪水の都度、橋板の撤去・再設置を要し消防団にとって負担が大きかった。このため、常盤村瑞穂村によって永久橋架設同期会が結成され、1954年(昭和39年)の合併後も飯山市によって継承された。1958年(昭和33年)、1959年(昭和34年)に台風による洪水のため木橋が流失し、これを契機に永久橋架設の機運が高まり、1960年(昭和35年)に着工、総工費1億7,062万円を費やして1965年(昭和40年)12月24日に開通した[1][4]

左岸には小菅の一の鳥居跡がある[5]

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b 大関橋1965-11-24”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年10月5日閲覧。
  2. ^ 鐵骨橋梁年鑑 昭和42年版 (PDF)”. 鉄骨橋梁協会. pp. 112, 113. 2020年10月5日閲覧。
  3. ^ 大関橋1947”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年10月5日閲覧。
  4. ^ 長野県教育委員会『歴史の道路調査書XXXI 千曲川』長野県文化財保護協会、1992年6月20日、初版、98, 99。
  5. ^ 小菅の里を歩く”. 信州いいやま観光局. 2021年9月12日閲覧。

外部リンク




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