涼州軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 23:00 UTC 版)
「三国志 (北方謙三)」の記事における「涼州軍」の解説
馬超(ばちょう) 涼州軍総帥。乱世に対して絶望を抱いており厭世的であるが、涼州の盟主という血統がそれを許さず、涼州軍を率いて曹操と対峙する。張飛と一騎討ちをした後、自らのもとを訪れその心を唯一理解してくれた簡雍の仕える蜀へと身を寄せる。友人だった簡雍と張飛、主だった劉備が亡くなったのを機に自分を病死した事にし、僅かな部下と袁綝を連れ山中の村へと隠遁する。妻になった袁綝の存在や山での穏やかな生活が馬超の凍てついた心を徐々に溶かし、人間味を取り戻し始めた。息子(馬駿白)が手元を離れる際には、声が上ずるなど傍目にわかるほど動揺したり、久しぶりに馬駿白が村に戻った時、料理をする袁綝のそばを所在なさげにうろついて邪魔だからと外に追い出されてしまうなどの微笑ましい場面が描かれる。 馬騰(ばとう) 馬超の父。漢王室の血を守るため、老躯を押して単身許都へとのぼる。 馬岱(ばたい) 馬超の族弟。のち蜀に仕え、涼州軍を馬超から引き継ぎ蜀の有力な一将軍となる。一軍を率いる部将としてはすぐれているが、大将としての将器はいまひとつと馬超に評される。 牛志(ぎゅうし) 本作独自の人物。牛輔の息子。その生まれを「恥ずべき血統」と卑下し一兵卒と成り下がっていたが、雍州の戦いで馬超と出会い、その側近となる。馬超が山中の村へ赴く際には同行し、馬超と共に山中の村々を盗賊から守る自衛軍の将校を務めている。 袁綝(えんりん) 本作独自の人物。敦煌付近の砂漠で馬超が出会った少女。袁術の娘で父の形見である玉璽を持っていた。ある事件まで、誰もが恐れる馬超を「孟起」と呼び捨てにする、戦に強引についていくなど気の強さも随所に描かれる。ある事件の後、馬超より求婚され結婚、馬駿白という子をもうける(袁綝は当初より馬超の妻になるつもりであった)。
※この「涼州軍」の解説は、「三国志 (北方謙三)」の解説の一部です。
「涼州軍」を含む「三国志 (北方謙三)」の記事については、「三国志 (北方謙三)」の概要を参照ください。
涼州軍(西涼軍)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:20 UTC 版)
馬騰ブルーディスティニー(ブルーディスティニー3号機) 獅子王。西涼の将軍で馬超の父親。息子の馬超と同様に闇の血を引くとされる。『風雲豪傑編』では反董卓連合軍に参加しており、天水から西涼軍を率いて進軍し、西方から長安を攻略していた。 『戦神決闘編』においては既に亡くなったと馬超は語っている。なお息子である馬超と共に反董卓連合軍と董卓軍の最終決戦にも参加していたらしく、劇中未登場だが馬騰とおぼしき姿が幼い馬超の横に描かれている。その姿は馬超と同じ鎧を着ているようにも見える。 『BBW創世記』で、演者と姿が明らかになり、董卓を討伐しようと挙兵したが、張温によって鎮圧され、逆に反逆者として捕らえられてしまった。地下牢にて闇の血に取り込まれて暴走し呂布と交戦するが、自分を庇った丁原の「迅雷大裂斬」を受け正気に戻り、宮廷を脱出した。 単行本では、名称が「馬騰ブルーディスティニー3」となっている。 龐徳イフリート(イフリート) 蒼天の騎獅。馬超の親友で、共に機駕に抵抗する西涼の武将。馬騰や馬超と同じく闇の血を引くとされる。過去に闇の力に飲まれた父(イフリート改)を止めようとしたが、その際に自身も一時的に闇に飲まれ己を見失い、父親ばかりか母親(ジム)と妹(ジム)も殺してしまった事を後悔し続けている。賈詡の手によって闇の力に飲み込まれ、馬超に襲い掛かるが、闇の力に抗う良心が残っていたため、馬超の手を借り自害した。 当初は戦神決闘編の第1話で死亡せず、闇墜ちしたまま魏駕に降り、馬超の最大のライバルとなる案もあった。 武器/篭手、刀 西涼軍部隊兵(デザート・ジム) 『BBW創世記』に登場。西涼軍の一般兵。
※この「涼州軍(西涼軍)」の解説は、「BB戦士三国伝」の解説の一部です。
「涼州軍(西涼軍)」を含む「BB戦士三国伝」の記事については、「BB戦士三国伝」の概要を参照ください。
- 涼州軍のページへのリンク