海の住人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 04:13 UTC 版)
「ファインディング・ニモ」の記事における「海の住人たち」の解説
サメトリオ ブルース、アンカー、チャムからなる三匹組。 サメ族の悪いイメージをよくするため、「魚は友達、エサじゃない」をモットーに掲げて海藻食主義を貫こうと努力している。夜中に沈没した潜水艦に集まって努力の成果などを発表するミーティングをしている。しかし、それぞれ短所があるためイメージ向上は難航している。逆にそれさえ除けばマーリンやドリーの良き理解者である。終盤でドリーをニモの学校に送り届けた。ブルース(Bruce) ホホジロザメ。三匹組のリーダー格。アンカーとチャムと共に魚を食べないように努力している。父親を人間に殺されたらしく顔を知らないと語っている。息子を探しているマーリンを「父親の鑑」と評している。普段は陽気な性格だが血の臭いを嗅ぐと野生が目覚め、アンカーとチャムの制止も無視して魚を追い回す短所がある(しかし、映画のラストシーンではその短所を克服している)。一人称は「俺」。 アンカー(Anchor) ヒラシュモクザメ。ブルースとチャムと共に魚を食べないように努力している。可愛い子ぶるイルカを嫌っている。しかし、ブルースやチャムとは違い魚の友達を連れて来るという課題を成し遂げたり暴走するブルースの事を弁解するなど目立った短所は見られない。 チャム(Chum) アオザメ。古い釣り針を鼻ピアスにしている。ブルースとアンカーと共に魚を食べないように努力している。しかし、実際には隠れて魚を食べておりミーティングの際に一瞬、口から魚の骨が出てしまった。 ブレニー サメトリオのミーティングに、“友達を連れて来る”と言う課題を果たす為、アンカーが連れて来た小魚。サメトリオが怖くて、こっそり逃げた。エンド・ロールで、マーリンとドリーを襲ったアンコウを一飲みにした。サメが傍に居る時だけでなく、常にオドオドしている。 チョウチンアンコウ(Angler fish) 獰猛な深海魚。およそ言葉を解する様子はない。マーリンとドリーを襲うが、岩に引っ掛かった水中メガネに突っ込み、身動きが取れなくなってしまった。 ムーンフィッシュ シルエットクイズが得意で、海賊船やマーリンなど、様々な姿に変えることができる。それを利用して、マーリンやドリーをシドニーへ案内した。 クラゲ(Jellyfish) 東オーストラリア海流の近くでマーリンとドリーが出会ったクラゲの大群。傘や口腕はピンク色。ドリーとマーリンを刺した。 クラッシュ(Crush) 150歳のアオウミガメ。ヒッピー精神の元に息子をのびのびと育てている。原語版では監督のアンドリュー・スタントン自身が声を担当する。一人称は「俺」。 スクワート(Squirt) クラッシュの息子。ニモと同じ年頃の遊び盛り。終盤で交換留学生としてニモの学校の生徒になる。 クジラ マーリンとドリーを食べるが、偶然にも潮吹きでシドニーへ送り届けた。 ナイジェル(Nigel) コシグロペリカン。タンク・ギャングにとっての外界の窓口であり、良き友人。 カモメ(Gull) シドニー港にたむろする海鳥たち。見かけによらず貪欲で、セリフは皆「チョウダイ」(原語は“Mine.”=俺の、日本語字幕では“エサ”)のみ。 カニ(Crab) 汚水処理場に通じる海底パイプの穴から出てくる残飯の欠片を漁って生きている二匹組。嫌味な性格でマーリンの居場所を素直に教えなかったため、怒ったドリーにカモメの前に出され無理やり聞き出される羽目になった。 それぞれ名前があり、緑で小さい方が「バズ」で赤くて大きい方が「バーニー」だが、本編で呼ばれたことはない。
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