沙織の周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:58 UTC 版)
「電車男 (テレビドラマ)」の記事における「沙織の周辺」の解説
桜井 和哉(さくらい かずや) 演 - 豊原功補 沙織と啓介がホームステイをしていた時に面倒を見てやった、兄貴分的な存在。沙織に想いを寄せており、沙織と剛司の仲を妨害しようとするが、最終的には必ず自分がドツボにはまる。部下である猪俣によってAちゃんねるを紹介され、毒男(独身男)板を見るようになり、剛司が電車男として書き込みをしていること、「電車男=山田剛司」「エルメス=青山沙織」であることを知っている。一度、電車男を騙って自分の印象をよくし、剛司を貶めるような書き込みをしたが、偽者とバレてしまっている。 本人は否定しているが、重度のラジコンカーヲタ。利き手は左。 愛車はランエボだが、作中3度も盗難に遭っている(第8話(エボIII)、最終話(エボIX)、特別編『DELUXE』(エボIX。ただこのSPはホンダ(Honda)と日産がスポンサーだった影響からかエンブレムは隠され「ランエボ」の固有名詞も出なかった))。 終盤では陣釜といい仲になるが、やはり騙されて終わる。 井村 駿平(いむら しゅんぺい) 演 - 大倉孝二 第5話で登場した沙織に付きまとっていたストーカー。隠し撮った沙織の写真を自分の部屋一面に貼り付けるだけでなく、沙織の家に送りつけるなどをしていた。剛司の調査でストーカーの正体が井村とつきとめられた。女性とほとんど話をしたことがなく、沙織に振り向いて欲しかったためにストーカー行為を行っていた。自分がやっていたことは沙織を悲しませることしかできないと悟り、沙織のベストショットとして笑みを浮かべながら剛司と並んで歩いている沙織の写真を渡した(この写真は剛司の部屋の額縁に飾られることになる)。その後、田舎に帰った。 瀬野(せの) 演 - 葛山信吾 第3話、第4話。果歩に紹介される形で沙織と交際するが、妻子持ちでありながらそれを隠して沙織と2年間交際していた。さらに沙織にプロポーズもし、子供の人数などの将来設計まで語り合っていた。しかし、妻がいることが沙織に発覚したため、沙織と別れた。 その後ですべてを失って車の中で路上生活をしていた。電車男の趣味がサーフィンになっているエルメスに誤解されていること嘘かどうか毒男スレで話題になっている時、嘘をついたために全てを失ったことを告白し、電車男に自分と同じ過ちを繰り返して欲しくないと毒男スレに投稿した(エルメスが沙織とは知らない)。その後、何か吹っ切れたように車を降りて雨の中へと消えた。 前園(まえぞの) 演 - 北村一輝 特別編『DELUXE』のみ登場、IT企業「CYBER NEXT」社の若き社長。桜井が昔ロス時代に世話をした事があり、桜井の軽い一言がきっかけで2006年8月27日「秋葉原オタク産業開発企画 -電車男捕獲計画-」を企画、第一弾として「電車男ミュージアム」にて電車男の姿を公表して、これを足がかりに秋葉原でのビジネス展開を計ろうと1000万円の賞金を賭けたり、偶然沙織の祖父が資金提供の話をしていたのを利用したりする。それによって、沙織との縁談破棄を条件にミュージアムでの参加をさせるところまで行ったが、9月17日当日、皆本がハッキングして会場垂れ幕に毒男のスレを投影。毒男のスレの住民達の会場での悲痛の訴えに観客達も心動き、姿を見ないまま退場した事により失敗に終わった。その後CYBER NEXTの株価もストップ安まで暴落、秘書と再び一からやり直すと社長室を後にした。 沙織との縁談だが、縁談はあくまで電車男企画を進めるための手段であり、実際の彼女は社長秘書である(秘書も沙織との縁談の件は了解済みである)。前園もトップクラスの人間に見られる「幼児退行癖」があり、二人だけの時は秘書の前では赤ん坊みたいにぐずったりダダをこねたりして、いつも秘書が母親のように叱って慰めるみたいである。
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