気動車・客車
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「アルバレート (列車)」の記事における「気動車・客車」の解説
TEE時代のアルバレートで使われた車両は以下の通り 期間所属形式備考1957年6月2日 - 1964年8月1日 フランス国鉄 X2770型気動車(X 2770) 2両編成 1964年8月2日 - 1969年9月22日 オランダ国鉄・スイス連邦鉄道 DE4型(オランダ)・RAm TEE型(スイス)(Nederlands-Zwitsers TEE-treinstel) 4両編成(うち一両は動力車)。オランダとスイスで名称が異なるが同一の形式であり、運用上も区別はない。 1969年9月23日 - 1976年9月30日 フランス国鉄 ミストラル56型客車 1976年10月1日 - 1979年5月26日 フランス国鉄 ミストラル69型客車 1964年の車両更新は、同年にパリ - ブリュッセル、アムステルダム間のTEEエトワール・デュ・ノールとオワゾ・ブルーが客車列車化されたため、余剰となった車両を用いたものである。この時期はアムステルダム - チューリッヒ間のTEEエーデルヴァイスと共通運用であった。 1969年には、パリ - ニース間のル・ミストラルに新型客車(ミストラル69型)が投入されたため、余剰となった旧客車(ミストラル56型)を利用して客車列車化された。この時期の編成は一等車5両、一等・バー合造車1両、食堂車1両、荷物車1両を基本としていた。1972年以降"Grill Express"の愛称で知られる新型食堂車が使用されている。 1976年にはパリ - リヨン間のTEEリヨネが二等車を含む特急列車に変更されたことにともない、余剰となったミストラル69型客車がアルバレートに充てられた。ただし、この客車のみではパリ - チューリッヒ間を2日で一往復する運用に充当するには不十分であり、全区間を走行するのは一等車3両のみとされ、一等車4両と食堂車1両はパリ - バーゼル間でのみ連結された。増結客車は同区間を一日一往復した。 1979年に二等車を含む特急列車となってからは、フランス国鉄のコライユ客車が用いられた。ただし1995年から廃止までの2年間はスイス連邦鉄道(スイス国鉄)の客車となった。
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気動車・客車
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「パルジファル (列車)」の記事における「気動車・客車」の解説
1979年までのTEE時代にパルジファルで用いられた気動車、客車は以下の通り 期間所属形式備考1957年10月3日 - 1960年5月28日 フランス国鉄 X2770型気動車(X 2770) 2両編成(繁忙期には3両を増結) 1960年5月29日 - 1968年9月28日 西ドイツ国鉄 VT11.5型気動車 8両(客車6両)編成1965年以降は10両(客車8両)編成 1968年9月29日 - 1979年5月26日 西ドイツ国鉄 TEE(UIC-X)客車 パルジファルは運行開始時にはフランス国鉄の気動車を用いていたが、1960年にパリ・ルールとの使用車両の交換が行なわれ、以後は西ドイツ国鉄車となった。これはパルジファルがパリ - ハンブルク間に延長され、西ドイツ国内の走行距離が長くなったため、こちらに西ドイツ国鉄車をあてるためであった。 1968年からは西ドイツ国鉄のTEE用客車を用いた客車列車となった。この時の編成は一等開放座席車1両、一等コンパートメント車2両、一等コンパートメント・バー合造車1両、食堂車1両の5両編成を基本とし、アーヘン - ハンブルク間では一等開放座席車、一等コンパートメント車が各1両増結された。
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気動車・客車
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「モリエール (列車)」の記事における「気動車・客車」の解説
1979年までのパリ・ルール、モリエールで用いられた気動車、客車は以下の通り。 期間所属形式備考1954年5月23日 - 1957年12月22日 西ドイツ国鉄 VT08.5型気動車(DB-Baureihe VT 08) 4両編成 1957年12月23日 - 1960年5月28日 西ドイツ国鉄 VT11.5型気動車 7両(客車5両)編成 1960年5月29日 - 1965年5月29日 フランス国鉄 X2770型気動車(X 2770) 4両編成(2両基本編成 × 2) 1965年5月30日 - 1969年5月31日 西ドイツ国鉄 VT11.5型気動車 8両(客車6両)編成 1969年6月1日 - 1979年5月25日 フランス国鉄 ミストラル69型客車 1957年6月2日のTEE化の時点においては、西ドイツ国鉄のTEE専用車両であるVT11.5型は製造が間に合わず、パリ・ルールでは以前からの西ドイツの幹線用気動車であるVT08.5型が用いられた。同年末になってようやくVT11.5型と置き換えられた。 1960年にはパルジファルとの使用車両の交換が行なわれた。これはパルジファルがパリ - ハンブルク間に延長され、西ドイツ国内の走行距離が長くなったため、こちらに西ドイツ国鉄車をあてるためであった。なおこの時編成両数が減っているが、VT11.5型は両端の先頭車が客の乗らない動力車であり、客車一両の長さも他国のTEE用気動車と比べ短いため、X2770型4両の方がVT11.5型7両(客車5両)より定員は多い。 1965年に再びVT11.5型に戻ったのは、それまで同車両を用いていたTEEヘルヴェティア(ハンブルク - チューリッヒ)が客車列車化されたため、余剰となった車両を用いたものである。 1969年にはフランス国鉄がTEEル・ミストラル(パリ - ニース)用に製造したミストラル69型客車がパリ・ルールにも充当された。編成は一等コンパートメント車(A8)2両または3両、食堂車1両、一等開放座席・バー車(A3r)1両、一等開放座席・荷物・電源車(A4D)1両の計5両から6両編成である。一等開放座席・バー車はル・ミストラルの「特別バー」車とは異なり、1969年時点ではパリ・ルールでのみ用いられた車両である。
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