殼

デジタル大辞泉

かい〔かひ〕【^▽卵／^▽殻／^×稃】

読み方：かい

《「貝」と同語源》たまご。また、たまごの殻(から)。かいご。

「—のうちに命こめたる雁(かり)の子は君が宿にてかへさざるらむ」〈宇津保・藤原の君〉

かく【殻〔殼〕】

読み方：かく

［常用漢字］　［音］カク（漢）　［訓］から

〈カク〉物の表面を覆う堅い外皮。「甲殻・耳殻・地殻・卵殻」

〈から（がら）〉「貝殻・茶殻・籾殻(もみがら)」

［難読］苧殻(おがら)・枳殻(からたち)

から【殻／^▽骸】

読み方：から

《「空(から)」と同語源》

１ 動物のからだや植物の実・種子をおおう堅いもの。「卵の—」

２ 動物や昆虫が脱皮したあとの外皮。ぬけがら。「セミの—」「もぬけの—」

３ 主要な部分や中身がなくなって用済みになったもの。「弁当の—」「茶—(ちゃがら)」

４ 外界から自己を守る外壁。その外壁に守られた世界。「—に閉じこもる」「古い—を打ち破る」

５ 「おから」に同じ。

６ （骸）魂のぬけたからだ。なきがら。

「—は気疎(けうと)き山の中に納めて」〈徒然・三〇〉

短編小説作品名辞典

殻(カプセル)

作者深山花流

収載図書リネットの草原
出版社文芸社
刊行年月2003.8

殻

作者中村古峡

収載図書編年体大正文学全集 第2巻 大正二年
出版社ゆまに書房
刊行年月2000.7

殻

作者鄭人澤

収載図書近代朝鮮文学日本語作品集―1939−1945 創作篇 4
出版社緑蔭書房
刊行年月2001.12

隠語大辞典

殻

読み方：から，がら

1. 藁。〔第七類　雑纂〕
2. 藁を云ふ。
3. 藁。

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ウィキペディア

殻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/20 01:50 UTC 版)

殻（から、かく、英語: shell〈シェル〉）。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

殼

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 07:16 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : コク
  • 漢音 : カク
• 訓読み

  から

殻

出典:『Wiktionary』 (2021/07/06 09:34 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : コク(表外)
  • 漢音 : カク
• 訓読み
  • 常用漢字表内

    から

名詞

1. （から）内部をおおう硬い外皮。
2. （から）中身のない外皮。ぬけがら。
3. （物理学）（カク）電子殻の略称。

手書きの字形について

• 第6～7画は、以下のいずれの書き方で書いてもよい。^[1]
  1. 几のように書き、終筆ははねる。
  2. 几のように書くが、終筆ははねない。
  3. 下に下ろしたところで、横に曲げずに右上にはねる。

• 漢字の構成要素「殳」については殳を参照。

漢字辞典

殼

殼	画数：12 音読み：カク、 コク、 バイ 訓読み：から ピンイン：ke2 / qiao4 / que4 ハングル：각 対応する英語：husk, nut shell

殻

殻	画数：11 学習年：中学校で習う漢字 音読み：カク、 コク、 バイ 訓読み：から、 がら ピンイン：ke2 / qiao4 ハングル：각 対応する英語：husk, nut shell

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「殼」の例文・使い方・用例・文例

• 塊状になった石炭の燃え殼