死去と墓所とは? わかりやすく解説

死去と墓所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 05:23 UTC 版)

天秀尼」の記事における「死去と墓所」の解説

天秀尼は、霊牌および寺伝により、正保2年1645年2月7日会津加藤家改易2年後37歳死去した長命であった千姫は、娘の十三回忌東慶寺香典送っている。天秀尼の墓は寺の歴代住持墓塔の中で一番大きな無縫塔(右の写真中央、丸いもの)である。墓碑銘當山第二十世天秀法泰大和尚。 側に「台月院殿明玉宗鑑大姉」と刻まれ宝篋印塔があり、「天秀和尚御局正保二年九月二十三日」と刻銘がある。天秀尼死去の約半年後である。この墓は「天秀和尚御局」と刻銘があるので天秀尼世話をしていた人で、世話と云っても、墓は格式のある宝篋印塔で「御局」とあり、戒名が「院」ではなく院殿」であることから、ただの付き人ではなく当に身分の高い人、かつ尼ではない一般在家女性であることは確かである。東慶寺住職井上正道は、東慶寺かなりの功績のあった人物か、もしくは天秀尼が相当の恩義感じていた天秀尼にとっての功労者。あるいは 常に天秀尼そばにいて天秀尼教育した人物天秀尼の心の拠り所であり、天秀尼の心の支えであったではないか推測している。ただし「寺にはこの人物についての文献伝承一切なく、ただ墓のみが残っている」という。歴代住持墓塔エリア在家出家していない人)の宝篋印塔があることは極めて異例である。

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死去と墓所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:02 UTC 版)

蜂須賀正勝」の記事における「死去と墓所」の解説

天正14年1586年)になると、正勝は病に臥せるようになり、京都養生していた。一旦、快復して大坂帰るが、ほどなく5月22日7月8日)、岸の邸宅死去した享年61法名福聚院殿前匠作四品良巌浄張大居士遺言によって、隠居領として与えられていた5,000石を豊臣家返還したので、秀吉正室大匠院)のために河内日置に1,000石を与えた家政によって亡骸岸の龍雲安住寺葬られた。 安住寺は元々は美濃国厚見郡鏡島古刹で、兵乱荒廃していたために、正勝大坂同地移し出家した石川伊勢守開山として再興したのである。同寺は慶長19年1614年)の大坂冬の陣の際に焼失し戦後大坂城拡張工事のために同じ場所には再建できなかったので、家政によって四天王寺の脇に移動されて、これが国恩寺となり、正勝の墓も改葬された。しかし国恩寺明治になって廃寺となり、墓地天瑞寺管理となった。これも蜂須賀家所縁の深い寺で、徳島藩2代藩主蜂須賀忠英側室天瑞院菩提寺である。正勝墳墓は、大正14年1925年)に徳島県有志によって修復された。さらに戦後昭和46年1971年)に徳島県徳島市眉山町万年山移され改葬された。 家政阿波徳島にも江岸福聚寺を築かせたが、これは後に改号して大雄山興源寺となったこのため正勝墓所は現在は徳島県徳島市万年山にあり、位牌所下助任町興源寺とされている。このほか家政那賀郡大原村吉陽桂国寺を建て、寺領20石を与えて正勝菩提を弔わせた。また、高野山奥の院にも阿波徳島蜂須賀家墓所があり、歴代藩主の墓がある。出身地である愛知県あま市蜂須賀の池鈴山蓮華寺にも家政との合同墓碑後年造られている。

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