概要・放送内容
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一週間に起こった政治・経済・社会問題などを、総合司会がトークで振り返る番組だった。コメンテーターやゲストとして、政治家がよく出演しており、著名政治家が出演することも多かった。放送初期の頃はネット局も少なく、視聴率は2〜3%程度だったが、徐々に知名度が上昇し、中期頃より第2部で7%程度の視聴率を獲得するように躍進を遂げた(ただし、時間帯順位では4位となることが多かった)。 出演した政治家の発言が、同日昼の『JNNニュース』や夕方の『報道特集』、翌日の『サンデーモーニング』でも報じられていた。 報道局制作の番組であるが故、前日のプロ野球の結果などといったスポーツニュースは、『JNNニュース』で短く伝えるのみであるが、JNNの全ての系列局に土曜の朝、スポーツニュースを伝えることができた。ただし、オリンピックやFIFAワールドカップのようなスポーツの祭典に関する情報は特設コーナーで対応している。芸能情報は扱っておらず、MBS制作『知っとこ!』で補う形を採用。 2005年3月28日から平日の5:30(一部地域は5:55) - 8:30に『みのもんたのサタデーずばッと』の兄弟番組『みのもんたの朝ズバッ!』(後の『朝ズバッ!』)がスタートし、以後2013年秋までみのもんたは日曜日を除いてTBSの朝番組に週6日出演していた(2009年3月までは日曜日夜の『どうぶつ奇想天外!』にも出演しており、同局全曜日で番組を持っていた) 。 『朝ズバッ!』でみのはカジュアルな服装で登場していたが、本番組での彼の服装はスーツにネクタイ姿だった。これは『朝ズバッ!』開始後も変わっていない。本人曰く「平日と土曜では番組のコンセプトが違うから、衣装もそれに合わせている」という。なお、『朝ズバッ!』と掛け持ちでみのが総合司会を務めていた日本テレビ系列『おもいッきりイイ!!テレビ』が終了した2009年4月以降は、『朝ズバッ!』でもスーツにネクタイ姿で出演していた。2011年以降の夏季のクールビズにおいては『朝ズバッ!』ではノーネクタイとなるも、本番組では引き続きスーツ・ネクタイのスタイルを貫いたが2013年については本番組でもクールビズとなった。 報道局担当番組は、2004年10月のTBSテレビ発足後もスタッフロールで「制作 TBSテレビ」とクレジットしないことが通例だった(例:『時事放談』、『JNN報道特集』→『報道特集NEXT』)が、「報道番組部」が担当する番組に限り、TBSテレビ発足時よりクレジットしていた(同じく報道番組部担当の『サンデーモーニング』・『水曜ノンフィクション』でも同様)。なお「制作 TBSテレビ」のクレジットは2009年春の東京放送ホールディングス発足を機に廃止された。『報道特集』同様、その日に特集等で取材した地域の系列局がクレジットされることがあった。 マスターズゴルフなどの海外スポーツ中継がある日は休止となり、「JNNニュース」のみ当該番組内で放送されていた(通常より時間短縮)。また世界陸上大阪大会中継のため、2007年8月25日は休止。同年9月1日は第2部(6:45 - 7:30)のみ休止した(実質は6:30まで)。 番組中のナレーションの口調は、ほぼ「です・ます」口調である『朝ズバッ!』と違い、「ずばッとREPORT」など一部を除き「だ・である」口調を用いる。これは同じ土曜日放送の『報道特集』と同様であった。 2013年9月11日、放送開始以来総合司会を務めていたみのの次男(当時日本テレビ社員)が、コンビニエンスストアに設置してある現金自動預け払い機から、他人の盗んだキャッシュカードから、現金を引き出す窃盗罪容疑で逮捕された。当初同年9月21日に夏休みから復帰する予定だったのを「報道番組に携わる人間として公正を期するために」との理由で、同年9月14日以降、当面『朝ズバッ!』を含めて出演を自粛するとしていたが、10月25日にTBSがみのが番組を降板すると発表した。
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