桜道会関係者
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「麻雀飛翔伝 哭きの竜」の記事における「桜道会関係者」の解説
甲斐 正三(かい しょうぞう) 声 - 仁内建之 桜道会甲斐組初代組長。桜道会若頭。竜に惹かれるものを感じ、その「強運」を手に入れるべく、竜に勝負を挑む。桜道会と敵対する美好一家により狙撃され、車椅子生活となる。甲斐自らによる美好暗殺後も竜を追い続けるが、竜、甲斐、丸子、桜田道造の4人で麻雀をした後、目の前で桜道会会長である桜田が美好一家組員に銃撃される事件が発生する。組を挙げて美好一家への復讐を行うが、そのさなかに死亡する。 石川 喬(いしかわ たかし) 声 - 内海賢二 甲斐組二代目組長であり、桜道会初代幹事長。甲斐の跡目を継いで甲斐組組長に就任する。甲斐と同様、竜の「強運」を手に入れるべく麻雀勝負を挑む。同じ甲斐の門下生であった本宮春樹の死がきっかけで本宮の弟の配下に襲撃され収容先の病院で死亡する。背中に夜叉の刺青を持つ。 桜田 道造(さくらだ みちぞう) 声 - 細井重之 広域暴力団桜道会初代会長。竜との麻雀勝負の後、敵対する美好一家組員による銃撃を受け入院。病室で石川に親子の盃を与えた後、再び竜との麻雀勝負を願いつつ息を引き取る。 川地 幸一(かわち こういち) 声 - 安田隆 桜道会川地組組長。反甲斐組勢力の代表格。ヒゲとメガネがトレードマーク。桜田道造の死後、反甲斐派勢力を率いて桜道会を脱退、幸友会を結成するが、石川の指示により殺害される。最初に竜を発見した極道。作中では初めて竜から和了った人物でもある。 室田 栄(むろた さかえ) 声 - 荒瀬、筈見純(東芝版) 桜道会室田組組長で川地の腹心。川地同様、甲斐組の手にかかり死亡する。 本宮 春樹(もとみや はるき) 声 - 江原正士 横浜に拠点を置く桜道会系本宮組組長。33歳。「東海の暴れん坊」の異名を持つ。本宮秋生の兄。石川とは「同じ釜の飯を食った仲」だったが、二代目甲斐組組長の座を取られたという感情から、海東武に唆され石川暗殺を謀る。自ら鉄砲玉となり出向くが石川に諭され侠としてけじめを付けるべく、竜と対局中の海東を襲撃し命と引き換えにその左目を奪う。 本宮 秋生(もとみや あきお) 本宮春樹の弟。兄:春樹を侠と慕い男を磨くが兄との確執を避けるために甲斐正三の誘いを受け東京新宿に一家を構える。兄の死に関わった者たちに復讐するために配下を使い石川を襲撃。竜と命を賭けた対局中、和議の申し入れに現れた外田の「勝った者が全ての我が儘を通す」との提案に乗り一局勝負をするも、竜の見逃しにより外田が勝者となる。外田の希望は配下の三上信也を譲り受ける事であった。のちに替え玉の真相を知るものとして口封じに暗殺される。 三上 信也(みかみ しんや) 本宮秋生の配下。石川暗殺後に外田裕二によって石川喬の替え玉に祭り上げられる。当初は外田の策に乗っているが、密かに甲斐組系組織を抱きこみ石川喬より改名し、三上信也の名で桜道会二代目会長を襲名する。替え玉の真相を知るものを危惧しており本宮秋生とその部下2名・雨宮・外田の口封じを行ったが竜だけは殺すことができなかった。続編である『麻雀飛翔伝 哭きの竜 外伝』にも登場している。 外田 裕二(そとだ ゆうじ) 声 - 石森達幸 二代目甲斐組若頭。「策士」と称される。石川の死後、桜道会内外に対抗するために三上を利用する。多くの極道が死んだのは竜の持つ「魔性」のせいだとして、竜を倒すべく麻雀勝負を仕掛ける。対局に敗れたのち、竜に刺客を送るが、その後桜道会二代目を襲名した三上の刺客に暗殺される。竜との対局は最多の四回。 草野 光(くさの ひかる) 二代目甲斐組若頭補佐。外田が三上を手に入れた麻雀勝負の際、本宮秋生の配下である三上に、外田が頭を下げる場面を目撃する。その謎を解くため、竜から事情を聞き出そうと外田組が仕切る雀荘で麻雀勝負をするが、居合わせた三上に「海東と繋がっている裏切り者」という濡れ衣を着せられ射殺される。 桜田 和子(さくらだ かずこ) 声 - みきさちこ、巴菁子(翔竜編、東芝版) 桜田道造の妻。生前の甲斐に石川の後事を頼まれ、夫に石川へ盃を与える事を勧める。夫の死後は「本宮春樹の命を助けてほしい」と石川に訴えたり、本宮秋生と竜との対局中に「石川暗殺」の訃報を聞いたりと、本宮兄弟に絡んで登場する。夫に麻雀の腕を「まさしく哭きの竜」と言わしめるほど、登場する度に和了るシーンがある。 田村 光一(たむら こういち) 声 - 田辺宏章 二代目甲斐組若頭補佐。川地暗殺を石川に命じられ、鉄砲玉による待ち伏せを決行するが、逆に川地組の襲撃に遭い未遂に終わる。翌日、飛行機でマニラへ高飛びしようと空港へ向かうが、川地組の報復により車に仕掛けられた時限爆弾によって死亡する。 北島(きたじま) 声 - 佐藤正治 石川が竜との麻雀勝負のため、竜を迎えに送った殺し屋。外田と共に対局に参加する。「石川に創られた殺し屋であるため、石川に逆らう事はしない」との意味合いのセリフを竜にも語っているが、対局終了時に外田の配下による竜殺害を食い止めるため、石川に銃口を向ける。石川に「天下を取るには竜が必要」と諭し、自らの頭部を銃で撃ち抜く。 丸子(まるこ) 声 - 石森達幸 甲斐正三の義父。竜と甲斐との最後の対局に参加する。甲斐に竜と同じ「鳴き麻雀」戦法を助言する。
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