柏崎家とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 15:54 UTC 版)
「僕は友達が少ない」の記事における「柏崎家とその関係者」の解説
柏崎天馬(かしわざき ぺがさす) 声 - 置鮎龍太郎 / 演 - 石原良純 星奈の父親で、聖クロニカ学園理事長。総髪・着流しという和風な外見の美丈夫。隼人とは学生時代からの無二の親友で、隼人からは「ザキ」と呼ばれている。 自身の名前が好きではなく、「ぺがさす」と呼ばれると憤慨する。そのため、小鷹と小鳩に自己紹介した際は、自らの名前を名乗るのを渋っていた。 気難しい性格で、プライベートでは友達が少ないらしい。当初は顔付きが父親と似ているという理由で小鷹を「ふてぶてしそう」と見ていたが、すぐに考えを改めて非常に気に入るようになる。口では隼人のことをバカだのロクデナシだのと罵ることも多いが、実際は今でも無二の親友だと考えており、思い出話に付き合わされた小鷹が「父さんのこと好きすぎるだろ」と思うほど。彼の中では小鷹は星奈の結婚相手と認識されている。 理事長としての活動は「学園を面白くすること」であり、天馬の父の後継ぎするのと同時にそれまでの堅苦しく厳しい校則を緩和し、それを実現させた。 実写映画では星奈に過大な期待をかけ、使用人と関係を持つなど、人として難があり、星奈にとって精神的な負担となっている。 ステラ・レッドフィールド 声 - 柚木涼香 柏崎家に仕える家令。燕尾服を着用した金髪セミショートヘア・碧眼の美女。年齢は本編開始時点で22歳。常に無表情だが冗談好きで、主人である天馬や星奈に対しても遠慮のない性格。ただ、仕事は有能で、星奈のヘアメイク・服装選びまでこなしている。本人の話によると、プライベートでは寝るときは全裸らしい。 柏崎家に再び訪れた小鷹に星奈との進展について聞いたり、そのときに避妊具を渡したりするなど、突飛した一面も見せる。これらのことから、小鷹は「謎めいた人」という印象を持っている。 実は天馬が高校時代に交際していた女性・ノエルとの間にできた娘で、星奈の異母姉に当たる。イギリスの大学を飛び級して14歳で卒業した後、母親の結婚をきっかけに実父である天馬に会うため柏崎家に押し掛け、することもなかったためそのまま使用人として居付いている。星奈のことは家令としても姉としても気にかけており、密かに見守っている。 氷川(ひかわ) 柏崎家に仕える料理人。女性。会話にのみ登場。ステラとともに柏崎家に正式に仕えている使用人。 星奈の母親 英国貴族の女性。現在は故郷に帰っていて日本には居らず、会話にのみ登場。星奈の容姿は母親譲り。夫と娘双方から恐れられるほど怖い性格で、娘同様友達は少ないらしい。 初瀬(はつせ) 『CONNECT』にて登場。かつて柏崎家に天馬の父の代から仕えていた、初老の家令。ステラの素性を知る人物の1人。 自身の年齢から引退を考えていた折に柏崎家を訪れたステラが家令見習いとして働くことになった際(ステラはその際、星奈の母親に素性を知られないために、初瀬の遠い親戚であることを設定していた)、自身の跡継ぎとなりうる者として家令の仕事と「ジャパニーズ古武術」を伝授する。その8年後、ステラを正式な跡継ぎに指名して引退した。 ノエル・レッドフィールド 『CONNECT』にて登場。23年前、当時女子高であった聖クロニカ学園に留学していたイギリス人で、天馬の1歳年上の元彼女。ステラの母親にして、隼人とアイリを引き合わせた人物でもある。 留学を終え帰国した後、ステラを身籠っていたことが発覚して実家を追われ、以来シングルマザーとしてステラを養いながらベンチャー企業を立ち上げ成功を収めた。9年前に仕事を通じて出会った男性と結婚している。
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