条約・制度
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「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の記事における「条約・制度」の解説
ソコヴィア協定(Sokovia Accords) 超人たちやヴィランによる活動と戦闘で、世界各地に多大な被害が被られ続けたことを受けて、2016年に国連委員会が提唱した協定書。その概要は、アベンジャーズに属するヒーローたちをはじめとする世界中の超人たちや、認可外の技術・物品を所持する者たちを国連委員会の管理下に置き、国連委員会が認めた時にのみその活動を許可するというもので、上述の事項に該当する者が協定への署名を拒否した場合、超常的な力や技術を用いての活動を一切禁止され、その立場のまま活動すると違反者として識別されてしまうことになる。また、署名した者でも独断で活動することは許されず、署名を拒否した者への接触・加担を行った人物も、同様に違反者として扱われる。 全世界の中から117の国家が賛同して樹立され、ウィーンの会場で署名式が執り行われたが、その最中にヘルムート・ジモの陰謀で爆破テロが起き、会場にいた70人が負傷してティ・チャカを含む12人が死亡した。 そしてその後、協定への署名を拒んだスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカと彼に協力したヒーローたちは、爆破テロの嫌疑がかかったバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーへの捜査妨害と勃発した“アベンジャーズの内乱”で多大な被害を出したことで違反者と見なされて、追われる身となった。加えて、署名したにもかかわらずティ・チャラ/ブラックパンサーを足止めしてスティーブたちを一度逃がしたナターシャも違反者となり、失踪を余儀無くされた。 スティーブに協力したヒーローの一人であるスコットはこの協定の第16条3項に違反したとして、ラフト刑務所に一時収監された後に国土保安省やドイツ政府と取引し、帰国を許可された代わりに、FBIから2年の自宅軟禁と3年の保護観察を言い渡されていた。また、スコット同様に協定を受け入れたクリントもサノスによるデシメーション発動の時点では自宅軟禁中であった。 このことで公になった“アントマン・スーツ”と“ピム粒子”をスコットに与えたハンク・ピムとホープ・ヴァン・ダイン/ワスプのピム父娘も政府に彼の仲間と認識されて追われる身となり、潜伏活動を余儀なくされている。 また、“マキシモフ事変”の際にはS.W.O.R.D.の暫定長官のタイラー・ヘイワードが後述の“白目作戦”を裏で進めていたが、これは「超人の遺体を兵器として利用することを禁ずる」と記されている36節のBに違反するため、ヘイワードはワンダがヴィジョンの遺体を強奪したと部下たちに見せかけ、彼女を始末してこの事実を隠蔽しようとした。だが、これはジミー・ウーによって外部の同業者たちへ明かされ、ヘイワードはFBIに逮捕されることとなる。 なお、今日に於いても世界各地でこの協定の未署名者と思しき超人たち及び認可外の技術・物品を所持する者たちによる活動が公然の場で発生し続けているが、前述の案件以外でヴィランでない未署名者が明確な違反者として国連や公的機関などに見なされた事例は確認できず、協定自体が規制緩和或いは廃止されたなどの描写もされていないため、この理由については明らかになっていない。 セプテンバー資金奨学金(September Foundation) ペッパー・ポッツが代表となって設けられた、MITの研究生たちへの奨学金制度。 2016年にトニーがピーター・パーカー/スパイダーマンをスカウトする際、本制度の話という名目でパーカー家を訪ねている。
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条約・制度
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「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の記事における「条約・制度」の解説
ソコヴィア協定 超人たちやヴィランによる活動と戦闘で、世界各地に多大な被害が被られ続けたことを受けて、国連委員会が提唱した協定書。この協定の登場は、アベンジャーズの内乱を引き起こす一端となる。 セプテンバー資金奨学金 “スターク・インダストリーズ”CEOのペッパー・ポッツが代表となって設けられた、MITの研究生たちへの奨学金制度。
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