本郷猛の復帰とは? わかりやすく解説

本郷猛(仮面ライダー1号 / 新1号)の復帰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:15 UTC 版)

「仮面ライダー」記事における「本郷猛仮面ライダー1号 / 新1号)の復帰」の解説

7月退院して3か月リハビリ励んでいた藤岡が、自ら庄野復帰申し出てきた。これがきっかけ藤岡復帰決定したが、佐々木代役据えたことで予想上の大人気博していたため、第4クールでは「1号ライダー」がゲスト出演する「ダブルライダー編」がイベント的に挿入された。 藤岡復帰祝い復帰作である第40話・第41話は、正月ビッグイベントとして九州桜島えびの高原でのロケとなった撮影藤岡回復待って9月から一文字単独回が先に行われ11月から年末にかけてダブルライダー編と劇場版撮影が行われた。第41話は最高視聴率30.1%を獲得するなど、ダブルライダー編により第4クール好評博し毎日放送東映このままダブルライダーの定着考えていたが、このオファーに対して佐々木は「藤岡君がカムバックするまでという約束引き受けたのだから、当然、藤岡君に返すべきだ。自分がいたままでは彼が付録のようになってしまう」と頑なに固辞した結果、第5クールから再び藤岡単独主演番組継続することになった2号最後撮影となった第46話での草津ロケは、佐々木スタッフ対す慰労兼ねたものであった。 そして、藤岡の傷が完治した後の第52話で「一文字南米ショッカー勢力追って旅立った」という設定のもと、本郷変身する新1号ライダーが第53話で主役復帰したこの際外観一新し、「ライダー変身!」と名乗る新し変身ポーズ追加された。藤岡によれば新1号変身ポーズ考案したのは大野剣友会高橋一俊であり、藤岡自身は『眠狂四郎』の円月殺法空手の型、および歌舞伎見得意識したという。また、旧1号編の本郷が常にダブルブレザー姿の「科学者然」としたスタイルだったのに対し復帰した本郷一文字のような明るさ男性的な野性味増し、デザインジャケットの上下や革ジャンジーンズなど、ファッション多彩になった(その多く藤岡私物だった)。それに加え事故前バイクヘルメット着用義務がなかったために本郷はノーヘルスタイルだったが、1972年道路交通法改正されて「時速40kmを越え道路」での着用義務化されたため、復帰後にはヘルメット常用するようになった変身ブーム真っ只中となった新1号編』では、人気維持すべく様々な強化策検討された。視聴率低下気味となる夏場には新サイクロン号登場皮切りに六甲ロケ編、紀伊ロケ編での仮面ライダー2号再登場などのイベント編が盛り込まれ番組後半では掲載雑誌テレビマガジン』と連動した少年仮面ライダー隊結成ショッカー代わり敵対する新組ゲルショッカー出現仮面ライダー3号誕生という3つの強化策掲げられた。このうち仮面ライダー3号本作品内では登場せず、次作『仮面ライダーV3』へと発展していった。 競合番組の多い4月改編期より前にヒーロー登場させて視聴者支持獲得したいという毎日放送戦略により、改編期とは関係のない2月半ばに『V3』へ移行することとなった

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