暁の四戦士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:10 UTC 版)
「ファイナルファンタジーV」の記事における「暁の四戦士」の解説
30年前にエクスデスと戦った4人の戦士たち。エクスデスを追って異世界(第1世界)に渡り、そこにエクスデスを封印した。物語開始時点において、すでに病死していたドルガンをはじめ、最終的には全員が死亡する。その後の最終決戦では4人の魂が集結し、エクスデスの「無」を無力化し援護した。なお、作中でプレイヤーが操作可能なキャラクターはガラフのみ。 ドルガン・クラウザー(Dorgann Klauser) 170cm 59kg 声 - てらそままさき(『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』) バッツの父で、暁の四戦士のリーダー的存在。バッツからは「おやじ」と呼ばれている。 かつてエクスデスを封印した際、自分たちの世界の脅威を異世界に封じることに反対し、封印の見張り役として異世界に残った。後にその世界でステラと結婚し、バッツが生まれた。 ステラに先立たれた後はバッツと旅を共にしていたが、作中の3年前に51歳で病死する。 出身地は第二世界のルゴルの村だが、そこではドルガンに関する話は特に聞けない。また残りの三人が王族や有権者だがドルガンだけ平民の出である(これは息子のバッツも同様)。 ガラフ・ドウ(Galuf Doe) / ガラフ・ハルム・バルデシオン(Galuf Halm Baldesion) 168cm 64kg 声 - 中博史(『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』) 記憶喪失の謎の老人。60歳。誰よりも平和を愛する勇敢な戦士。 登場時点では記憶を失っているため正体は分からないが、ストーリーの進行に合わせて次第に記憶が戻る。隕石に乗って第2世界から第1世界へやってくる際に隕石の着地に失敗し、外へ放り出されて頭を強く打ったことが原因で記憶喪失になったことが判明し、火力船の中ではバッツたちとは別の世界の住人であることが、さらにバル城の城主、すなわち王であることが判明する。ただし、本人は王と呼ばれるのはあまり性に合わないとのことである。 ムーアの大森林の長老の木の内部で、絶体絶命となったバッツたちを守るために満身創痍ながらクリスタルの力を借りて単身エクスデスに挑み、相打ちとなりながらも自分の力を孫であるクルルに授けて命を落とす。 記憶を失っていた時に名乗る「ガラフ・ドウ」という仮の名は、John DoeやJane Doeなどのいわゆる名無しを表す言葉から採られている。 ステータスでは力と体力が高く素早さや魔力は劣る、バッツと似た傾向がある。 ゼザ・マティアス・サーゲイト(Zezae Matias Surgate) 177cm 69kg サーゲイト城の城主。58歳。冷静沈着な性格から「氷のゼザ」の異名を持つ。 ガラフ同様に王と呼ばれるのはどうも性に合わないと語り、バッツたちとの初対面時は「剣士ゼザ」と名乗った。船団を有するだけでなく、海中を自由に移動できる潜水艇を所有している。 バリアの塔で自らが犠牲となるのを承知で動力装置をダウンさせ、バッツたちにアンテナを破壊させたあと、行き場を失った余剰エネルギーの爆発に巻き込まれて命を落とす。 遺言に遺した「後で必ず助けに行く」という言葉の通り、仲間たちと共に最終決戦に駆けつけ無の力を抑え込んだ。 北米版では名前の綴りが"Xezat"となっている。 ケルガー・ヴロンデット(Kelger Vlondett) 174cm 52kg ウェアウルフの村・ケルブの村長。63歳。バッツ一行が到着した時には既に病を患っていたが、バッツたちとの初対面時では彼らがクリスタルを砕いてエクスデスを復活させたと誤解し、バッツに1対1の勝負を挑んでいる。 誤解が解けた後は村の北にある飛竜の谷への門を開けてくれるが、それ以上の協力はない。 その後、自分の命と引き換えにエクスデス城の幻を打ち破り、暁の四戦士の中で最後に死去した。 残像による分身を使った秘技「ルパインアタック」はドルガンに破られるまでは無敗を誇っていた(上記の勝負の際にバッツもこれを破っている)。
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