日本人ドライバーの概要とは? わかりやすく解説

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日本人ドライバーの概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 16:23 UTC 版)

1995年のF1世界選手権」の記事における「日本人ドライバーの概要」の解説

この年前年引き続き多数日本人ドライバー参戦をしている。 鈴木亜久里 前年F1浪人をした(第2戦パシフィックGPにてジョーダンから1戦のみスポット参戦をした)鈴木亜久里無限ホンダ後押しもあって、無限エンジン搭載することになったリジェ契約した亜久里自身は全戦契約のつもりでいたが、チーム発表した契約共同オーナートム・ウォーキンショー推すマーティン・ブランドルとのシートシェアという変則的なものであった当初参戦数は半々という話しであったが、シートブランドル出走優先されシーズン全体でも全17戦中亜久里は5戦の出場に留まっている。それでも第9戦ドイツGPにて実に4年ぶり(1991年アメリカグランプリ以来)の6位入賞果たしている。また、第16戦日本GP予選終了後引退会見行い正式にF1引退発表しようとしたのだが、予選中のクラッシュによって負傷してしまい決勝には出走できず、そのまま引退するとなった片山右京 ティレル3年目迎え片山右京であったが、片山自身不調もあったものの、開幕から投入され新車ティレル・023戦闘力不足に悩んだまた、片山自身第13戦ポルトガルGPスタート直後壮絶なクラッシュ経験。左後輪後方ミナルディルカ・バドエル右側前輪乗り上げでしまい、マシンは7回転半の錐揉み回転にてコース叩きつけられ原型留めない姿にて逆さに停止した最悪事態想定されたが、幸いにも片山大事に至らずに翌14戦のヨーロッパGPを1戦欠場したのみで復帰果たしている。成績の面では、入賞なしにてシーズン終了した井上隆智穂 前年日本GPにてシムテックからF1デビューした井上隆智穂は、この年フットワークからレギュラー参戦果たし中嶋悟鈴木亜久里片山右京続き4人目日本人レギュラードライバーとなった非力なハートエンジンと資金不足チームという組み合わせであったこともあり、成績自体入賞といった記録残せなかったものの(最高位予選18位、決勝8位)、それまで日本人ドライバー違い自動車メーカー支援一切受けずに、自ら見つけたスポンサー頼りにF1参戦果たした点は結果的に異色存在であった井上1996年シーズンミナルディシート確保したものの、肝心のスポンサーフィーが約束期限支払われない事態発生してしまい、結局シート失ってしまいF1参戦1シーズンに留まっている。 その他の日本人 この年前年ラルースからスポット参戦果たした野田英樹もシムテックチームから参戦をすることが決まっていたが、阪神淡路大震災の影響により、野田スポンサーからの支払われるはずのスポンサーフィーが遅れることが濃厚となったため、第6戦カナダGPからの参戦決定していた。しかし、第5戦のモナコGP終わった時点チーム資金難明るみになり、野田参戦前にチーム撤退することになってしまい、1995年シーズン参戦実現しなかった。結局野田以後F1に出走する機会を得ることができず、前年ラルースからの出走キャリア唯一のF1出走ということになってしまった。 また、パシフィック日本開催されるパシフィックGP日本GP山本勝巳起用しようとしたが、スーパーライセンス発給されずに断念している。

※この「日本人ドライバーの概要」の解説は、「1995年のF1世界選手権」の解説の一部です。
「日本人ドライバーの概要」を含む「1995年のF1世界選手権」の記事については、「1995年のF1世界選手権」の概要を参照ください。

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