日本の迷路園とは? わかりやすく解説

日本の迷路園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:16 UTC 版)

迷路」の記事における「日本の迷路園」の解説

江戸時代に、八幡の藪知らず真似て囲い覆った土地迷宮式の作り入場料取って中に入らせ、無事に出て来られた者に賞品を出すという興行場現れ明治10年頃にもこれが復活して八幡不知やわたしらず)、八陣、かくれなどの名前で大流行した1876年植木屋川本友吉によって神奈川県横浜市老松町花屋敷遊園地)に作られたものが日本最初迷路園である。これをきっかけに、日本各地迷路園造られた。成島柳北記述から、当時東京向島ではマツ利用して京都大阪では竹林利用して立体迷路作り、客を遊ばせていたことが知られている。 1980年代ころには巨大迷路ブーム起こり各地娯楽施設迷路作られた。これらの多くはスチュワート・ランズボローが手がけたことから由来する「ランズボロー迷路」と呼ばれるもので、可動式板塀利用しており、そのため定期的に設計変えて違うパターン迷路提供することが出来た立体交差チェックポイント緊急避難用のゲートなどを設け幅広い年齢楽しめる手軽な娯楽として成立した興業者側の利点として設置費用撤去費用安さ維持管理容易さなどが挙げられる最盛期には、日本各地100個以上の巨大迷路存在したものの、結果として一過性のブーム終わり、現在では20箇所程度にまで激減したしかしながらわずかに残っている施設適宜改修リニューアルが行われ根強い人気誇っている。近年迷路アスレチック組み合わされアスレチック迷路や、複層立体迷路呼ばれる複数階建ての建物内部迷路になっており、階を上がったり下りたりしながら攻略目指す迷路施設などアレンジ巨大迷路作られている。 現在も営業している巨大迷路 日光江戸村忍者からくり格言迷路栃木県日光市遊園施設 巨大迷路パラディアム(栃木県日光市有料 迷路面積3500m2 渋川スカイランドパーク群馬県渋川市遊園施設 わらび平森林公園キャンプ場群馬県高崎市有料 春-秋限定 国営ひたち海浜公園茨城県ひたちなか市遊園施設 迷路面積1230m2 みずほの村市ひまわり迷路茨城県つくば市有料 夏季限定 ロマンの森共和国千葉県君津市遊園施設 さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト神奈川県相模原市遊園施設多数面 こだまの長野県木曽郡木祖村有料 ぐりんぱ静岡県裾野市遊園施設 日本サイクルスポーツセンター静岡県伊豆市遊園施設 白浜エネルギーランド和歌山県西牟婁郡白浜町遊園施設2面 東条湖おもちゃ王国兵庫県加東市遊園施設 匹見町巨大迷路MAZE島根県益田市有料 迷路面積7000m2 心の駅 陽だまりの丘 ドラゴンメイズ(島根県雲南市有料 迷路面積2000m2 香川県立飯山高等学校ひまわり迷路香川県丸亀市無料 夏季限定 海の中道海浜公園福岡県福岡市遊園施設 迷路面積240m2

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