旅編の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:20 UTC 版)
ニック アメリカの大学生。休暇中だけアメリカ北海岸の島の婆様の家の手伝いに来ている。普通の人間であるが、アンジェラとエリサが覚醒させる役割を担っている勇者の1人であった。初期はレイヴンと戦うことを恐れており、どうしようもな奴としてゴライアスをも呆れさせていたが、アンジェラに武器に渡されたことにより勇者として覚醒し、見事レイヴンを破り村を守る勇者となった。 テラ ヒョウの密猟者の黒人女性でクイーンパンサーの末裔。ヒョウ人間であり普段は人間の姿であるが、感情が高ぶると本来の姿であるヒョウに戻る。ファラマコが自分を裏切ったと勘違いしているためファラマコを殺そうと狙っていた。後にアナシーに騙されていたと知り、ファラマコと仲直りし過去にクロヒョウを殺してきたことの償いを始めた。 ファラマコ テラの姉弟でアナシーに騙されたテラに命を狙われる。テラと同じくクイーンパンサーの末裔でエリサの母親のダイアン・マーザの友人。アナシー戦ではテラを守るべく戦いを挑んだが糸に絡めとられ逆にテラに助けられた。後にテラと仲直りし共にクロヒョウに対して償いをしていくこととなった。 密猟者 テラの仲間で黒人と白人の密猟者。黒人のほうは黒髪で黒い髭を生やしており、白人のほうは金髪。テラと違い金儲けのためにクロヒョウを密猟していた。2人まとめてブロンクスに倒された後、アンジェラに投獄された。 エミール 交通事故で息子を失ったためザナトスに協力し、アヌビス復活の儀式を行った。息子を蘇らせるべく自らアヌビスを取り込もうとするも、サイバージャッカルの妨害により失敗した。最後は、アヌビスジャッカルに追い詰められたゴライアスに「今、私の娘も消えようとしている」と説得され、封印の書を破壊しアヌビスを自らに取り込み崩壊するピラミッドの瓦礫の下敷きになりアヌビス共々消える。エミールの消息についてゴライアスは「この世に正義というものがあるのなら息子と出会っているはずだ。あの世でな。」と答えている。旅編での唯一の犠牲者。 博巡査 タロウのテーマパークに勤めている日本の警官。他の人間と同じくガーゴイルにも友好的である。タロウにより捕らえられたゴライアスを助けるためにエリサに協力した。後に、ヴィニーを警備員として雇うべく日本に招待した。 タロウ 日本のテーマパークの若きオーナーでジャパン一族とは友好関係を保っているものの本来の目的は、ジャパン一族を見世物にするためであった。一時は、タロウの本心に気づいたゴライアスらを捕らえることに成功するが、エリサらに奪還されゴライアスらとの戦いとなり自身も鎧武者スーツを装着して電撃扇子を武器にカイとゴライアスを圧倒するが、ヤマに倒される。結局、テレビ局が来た際にはガーゴイル達は別の場所に避難しており、一人恥をかいただけであった。 タウロス ミノタウロスに似た古代神話の島の警察官。エリサと同じで父親も警官だったがプロテウスに殺されている。当初はガーゴイルには友好的だったが人間に対しては敵意を剥き出しにしていた。しかし、エリサがプロテウスの暴走を阻止したため人間に対する誤解を解いた。その後、ミスでプロテウスに脱走されプロテウスを追ってマンハッタンに来た際には食肉工場でエリサらと遭遇し「牛を食べるのには賛成できないな」と言っている。プロテウスを逮捕後島に帰還する。 ヘリオス タウロスの同僚で警察官にして神の超人。炎のように気の荒い性格で人間に対して激しい嫌悪感を抱いている。頭部などに炎を纏っており炎を操り、その炎で敵を攻撃する。誤解からエリサと一対一で戦うがエリサも旅の試練によりパワーアップしており、得意の火炎弾を避けられた上にエリサの飛び蹴り一発で倒されてしまった。その後は職務に復帰した模様。 キロン ヘリオスとタウロスの同僚で警察官。ケンタウロス型の神の超人で髪型はモヒカンである。タウロスらと共に不法侵入と見なしエリサを連行する。 ノッカー かつて古代にイースター島を守護していた宇宙人守護兵。再びイースター島を訪れていた際にゴライアスらと遭遇した際にガーゴイルを敵視し、エリサの記憶を一時的に奪い、宇宙船内でゴライアスらと対決するがゴライアスにコントロールルームの破壊された際の爆発に巻き込まれ敗北。その後、ガーゴイルとの誤解が解けたため宇宙へと帰還した。かつて古代には人間と共生関係にありノッカー達宇宙人の顔がモアイ像のモデルになったとされている。コミックではゴライアスとノッカーらの宇宙連合軍が協力関係となった。
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