必勝ホームランワイド 有楽町で逢いましょうとは? わかりやすく解説

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必勝ホームランワイド 有楽町で逢いましょう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/21 14:38 UTC 版)

必勝ホームランワイド
有楽町で逢いましょう
ジャンル トーク番組
バラエティ番組
放送期間 1977年10月4日 - 1978年3月31日
放送時間 月曜 - 金曜 18:00 - 20:00
放送局 ニッポン放送
パーソナリティ 野末陳平(月曜)
金田正一(火曜)
坂本九(水曜)
玉置宏(木曜)
和田アキ子(金曜)
出演 深澤弘(ニッポン放送アナウンサー。前期)
テーマ曲 ロッキーのテーマ』(作曲:ビル・コンティ、編曲:メイナード・ファーガソン
ディレクター 市川光興 他
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必勝ホームランワイド 有楽町で逢いましょう』(ひっしょうホームランワイド ゆうらくちょうであいましょう)は、ニッポン放送で放送されていた平日夜のラジオワイド番組1977年10月4日開始、1978年3月31日終了。

概要

プロ野球ナイターオフシーズンで『ニッポン放送ショウアップナイター』の放送の無い時期限定のワイド番組。前年度1976年度の平日ナイターオフ編成は18時台、19:00〜19:30枠、19:30〜20:30枠と分かれていた[1]が、本年度から編成が変わって18:00〜20:00枠の2時間ワイドがスタート、本番組はその第一弾となった。この18:00〜20:00枠を基本とした平日ナイターオフワイド番組は、1988年度の『巨匠・高田文夫のラジオで行こう!』まで続いた。

オープニングは『ショーアップナイター』のパロディで、場内アナウンサーの「(打順)、(ポジション)、(今日のパーソナリティ)、(背番号)」[注釈 1]の後、『ショーアップナイター』メイン実況アナ・深澤弘(当時:ニッポン放送アナウンサー)の実況→打球音→ホームラン(『ショーアップナイター』ジングル付き)と続け、最後はタイトルコール「(パーソナリティ)[注釈 2]の必勝ホームランワイド」となる。しかし後期からは『ショーアップナイター』パロディは廃止され、いきなりタイトルコールに変更された[注釈 3]

番組内のコーナーの中では、当時現役の読売ジャイアンツ監督だった長嶋茂雄がホスト・聞き手役としてレギュラー出演していた『長島茂雄のガッツ対談』が話題になった[2]。また毎日19:00からの『王選手物語』の他、前年度1976年度ナイターオフの平日19:00〜19:30枠で放送されていた『ジャイアンツ・アワー』[注釈 4]からジャイアンツの情報や企画のコンセプトを受け継いだコーナーが本番組でも行われ、ジャイアンツファン寄りの企画が多くあった[3]。また。なおジャイアンツ企画の各コーナーは後期の1978年1月からプロ野球全般を扱う企画に変更されたためコーナー名も改題された[3]

オープニングテーマ

ロッキーのテーマ

パーソナリティ

主なコーナー

(出典:[3]

  • 長島茂雄のガッツ対談
    • 長嶋茂雄がメインとしてレギュラー出演し、各界有名人との対談を展開。第1回のゲストは当時ニッポン放送アナウンサーの深澤弘[2]
  • 日産 ふるさと人間ばなし
  • 王選手物語
    • 王貞治のそれまでの様々な姿を様々な角度から描いた自伝的物語のコーナー[4]
  • ジャイアンツ特捜班 → プロ野球特捜班 (月曜)
  • 巨人軍なんでも相談 → プロ野球なんでも相談 (火曜)
  • 巨人・阪神ライバル合戦 (水曜)
  • 今週の巨人軍 → 今週のプロ野球 (木曜)
  • 女の話・お金の話
    • 野末陳平がパーソナリティの月曜日のコーナー。野末得意の金銭問題、税金などお金の話をテーマとしたコーナー。

脚注

注釈

  1. ^ 野末:「1番、ファースト、野末陳平、背番号1」、金田:「4番、ピッチャー、金田正一、背番号34」、坂本:「3番、ライト、坂本九、背番号9」、玉置:「7番、サード、玉置宏、背番号8」、和田:「9番、セカンド、和田アキ子、背番号3」
  2. ^ フルネームは玉置のみで、あとの4人は愛称(陳平、金やん、九ちゃん、アッコ)。
  3. ^ 前期でもパーソナリティ(主に野末)が都合で出られず、代わりのパーソナリティが出演した際には行わなかった。
  4. ^ ジャイアンツ・アワーは、月曜『栄光の巨人軍物語』、火曜『巨人・阪神ライバル合戦』、水曜『モシモシこちらジャイアンツ』、木曜『金やんの天下一対談』、金曜『栄光のジャイアンツ』の、日替わりの各企画で放送されていた[1]
  5. ^ 当時は現役のロッテオリオンズ監督だった(1978年シーズンまで)。
  6. ^ 本番組終了直後の1978年4月3日から、同じニッポン放送で自身がパーソナリティの番組『玉置宏の笑顔でこんにちは!』がスタートしている。

出典

  1. ^ a b 季刊ランラジオ(自由国民社)1976年11月号 p.41 ニッポン放送番組表。
  2. ^ a b 朝日新聞 1977年10月4日ラジオ・テレビ欄(24面)。
  3. ^ a b c 1977年10月4日〜1978年3月31日各当該日、各新聞ラジオ欄での本番組の記載による。
  4. ^ 朝日新聞 1977年10月13日ラジオ・テレビ欄(24面)。
ニッポン放送 月曜〜金曜 18:00〜20:00枠
(1977年度ナイターオフ)
前番組 番組名 次番組
1976年度
ニュースアップ
(18:00〜18:10)
がんばるワイド
(18:10〜19:00)
ジャイアンツ・アワー
(19:00〜19:30)
ねらえ!サウンドライフ
(19:30〜20:30)
ビートルズ大全集(月曜)
テレフォンパニック
ポップス・リクエスト合戦(火曜)
山口百恵大石悟郎
フォーエバーフォーク(水曜)
スゥイング・オン・バード・ランド(木曜)
松任谷正隆荒井由実
ファッショナブルサウンド
(金曜)
1977年度
必勝ホームランワイド
有楽町で逢いましょう



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