徳川家康関係資料とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 徳川家康関係資料の意味・解説 

徳川家康関係資料

主名称: 徳川家康関係資料
指定番号 11
枝番 0
指定年月日 1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 歴史資料
ト書
員数 169
時代区分 江戸
年代
検索年代
解説文: 久能山東照宮奉納品として伝来した徳川家康関係の文書及び遺品類で、東照大権現としての家康に関する(一)位記宣旨口宣案(二)神服、調度類と家康生前身の回り品として愛玩した認められる(三)書画典籍(四)道具類類別される。これらのうち(四)道具類は、書院調度類、香道具類、茶道具類、道具類武具馬具類、雑具類、行脚駕籠等に種別され、家康平生趣向反映する洗練された書院調度類、大陸・ヨーロッパ将来諸道具類が中心占めている。なかでも時計(本号表紙参照)は、一五八一年にスペインマドリッドフィリップ二世御用時計師であったハンスの製作に係るもので、わが国現存する最古の洋時計であり、鉛筆はこれまた現存最古遺品として有名なのである。このほか目器は鼈甲縁スペイン製のレンズ嵌めたもので慶長十六メキシコ答礼使セバスチャン・スピカイノの献上品といわれ、いずれも文化史上の珍しい遺品として注目される
 徳川家康生涯については史書文書等に詳しいが、これらの遺品類往時家康の姿の一端伝えた纒った資料として歴史上価値が高い。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「徳川家康関係資料」の関連用語

徳川家康関係資料のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



徳川家康関係資料のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS