文禄三年島津氏分国太閤検地尺とは? わかりやすく解説

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文禄三年島津氏分国太閤検地尺〈石田三成署判/〉

主名称: 文禄三年島津氏分国太閤検地尺〈石田三成署判/〉
指定番号 15
枝番 0
指定年月日 1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 歴史資料
ト書
員数 1枚
時代区分 安土桃山
年代
検索年代
解説文: 豊臣秀吉が、文禄三年一五九四)から同四年にかけて実施した島津氏分国検地用いられ所謂太閤検地尺である。
 この検地尺は柾目材を用い表面中央一尺長さに墨の目盛線を引き、その中を更に細線を以て分割している。目盛線の両端中央にはそれぞれ「メ」印を附し、上下余白には検地奉行であった石田三成の「石田治少(花押)」の自署据えられている。裏面には石田三成自筆にて「此寸を以六しやく三寸を壱間ニ相さため候て/五間ニ六十間を壱たんニ可仕候也」の墨書が二行に書され、これによって寸を基準として六尺三寸一間とし、五間に六十を以て一反とすべきことを定めたことが判明する。この検地実施実情については島津家文書窺うことができるが、現存唯一の所謂太閤検地基準尺として貴重である。
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