文選

デジタル大辞泉

ぶん‐せん【文選】

読み方：ぶんせん

活版印刷で、原稿に合わせて活字を選び取り、文選箱とよぶ小さな容器に集め並べること。また、それを仕事とする人。「—工」

もんぜん【文選】

読み方：もんぜん

中国の詩文集。梁の昭明太子（蕭統(しょうとう)）の編。6世紀前半に成立。周代から梁まで約千年間の代表的文学作品760編を37のジャンルに分けて収録。30巻であったが、唐の李善が注をつけて60巻とした。中国古代文学の主要資料で、日本にも天平以前に渡来、平安時代に「白氏文集」と並んで広く愛読された。

国指定文化財等データベース

文選〈巻第廿六／〉

主名称：	文選〈巻第廿六／〉
指定番号：	754
枝番：	00
指定年月日：	1927.07.21(昭和2.07.21)
国宝重文区分：	重要文化財
部門・種別：	書跡・典籍
ト書：	元徳二暦中春書写ノ奥書アリ
員数：	1巻
時代区分：	鎌倉
年代：	1330
検索年代：
解説文：	鎌倉時代の作品。

重要文化財のほかの用語一覧

書跡・典籍：

文保百首  文殊八字法  文筆眼心抄  文選  文選巻第一  文選巻第二  文選弁明論

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古典文学作品名辞典

文選

読み方：モンゼン（ｍｏｎｚｅｎ）

分野 漢籍

年代 中国・南朝・梁

作者 昭明太子〔撰〕

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文選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/03 02:57 UTC 版)

文選

• もんぜん: 中国の書物で、古今の名文を収めている。文選 (書物)を参照。
• ぶんせん: 活版の工程の一つ。文選 (出版)を参照。
• ぶんせん: 中国の指導者の言行録。（例）『鄧小平文選』、『江沢民文選』。文選 (言行録)。

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文選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/04/30 09:09 UTC 版)

「黒歯国」の記事における「文選」の解説

『文選』では以下のとおり記述される。 船の漁師は南の東の極みに（中略）黒歯の邦に汎汎悠悠す。 於是舟人漁子 徂南極東 或屑沒於黿鼉之穴 或挂罥於岑㟼之峯 或掣掣洩洩於裸人之國 或汎汎悠悠於黑齒之邦 — 文選 江海 海賦

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

文選

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 09:18 UTC 版)

この単語の漢字
文	選
ぶん 第一学年	せん 第四学年

発音^(?)

ぶ↗んせん

名詞

文選 (ぶんせん)

1. (印刷) 活版印刷で、原稿に従って必要な活字を選び集めること。また、それを職業とする人。

類義語

• 採字

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「文選」の例文・使い方・用例・文例

• シェイクスピア文選.
• 印刷所で,文選した活字を並べておく金属製の道具