建造された主な艦艇
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「佐世保海軍工廠」の記事における「建造された主な艦艇」の解説
佐世保工廠では、戦艦・航空母艦・重巡洋艦の新造はなく、改造・艤装のみにとどまる。 巡洋艦利根(I) 1910年、佐世保工廠が初めて建造した軍艦。 筑摩型 3隻中1隻(筑摩(I)) 天龍型 2隻中1隻(龍田(II)) 球磨型 5隻中2隻(球磨・北上) 長良型 6隻中2隻(長良・由良) 夕張 阿賀野型 4隻中3隻(阿賀野・矢矧(II)・酒匂) 商船改造敷設艦箕面を例外として、酒匂は最後に建造された軍艦となった。 潜水母艦駒橋 当初は雑役船として建造された。 砲艦嵯峨 鳥羽 河川砲艦のため、竣工直後に浮きドックに搭載して中国大陸に渡り、一度も帰国しなかった。 水雷艇・駆逐艦第22号型水雷艇 19艇中7艇(第31号・第32号・第33号・第34号・第47号・第48号・第49号) シーシャウ社製部品の組立を担当。佐世保工廠初の建造艦艇。 第39号型水雷艇 10艇中5艇(第62号・第63号・第64号・第65号・第66号) ヤーロー社製部品の組立を担当。 第67号型水雷艇 9艇中3艇(第69号・第70号・第71号) 佐世保工廠初の一貫工程建造艦艇。 初代神風型 32隻中4隻(夕暮(I)・夕立(I)・三日月(I)・野分(I)) 樺型 10隻中1隻(榊(I)) フランス海軍アラブ級 12隻中2隻(オーヴァ(Hova)・カビル(Kabyle)) 桃型 4隻中2隻(桃(I)・柳(I)) 楢型 6隻中2隻(槇(I)・欅(I)) 二代神風型 9隻中1隻(第17号→夕凪(II)) 睦月型 12隻中2隻(第19号→睦月・第32号→三日月(II) 「三日月」は初代・二代とも佐世保建造となった。 吹雪型 24隻中5隻(第40号→東雲(II)・浦波(II)・朝霧(II)・朧(II)・暁(III)) 初春型 6隻中2隻(初春(II)・若葉(II)) 白露型 10隻中2隻(白露(II)・夕立(II)) 「夕立」も初代・二代とも佐世保建造となった。 朝潮型 10隻中2隻(朝潮(II)・夏雲) 陽炎型 19隻中2隻(雪風・磯風(II)) 秋月型 12隻中2隻(春月・夏月) 潜水艦海中3型 10隻中2隻(第42→ロ24・第43→ロ25) 第43は1924年に龍田と衝突沈没し、再就役したもの。 海中4型 3隻中2隻(第45→ロ26・第62→ロ28) 海大3型A 4隻中1隻(第77→イ54(I)→イ154) 海大3型B 5隻中2隻(イ60・イ63) 1942年の+100を待たず、イ63は衝突事故、イ60は早期戦没で喪失した。 海大5型 3隻中1隻(イ66→イ166) 海大6型A 6隻中1隻(イ70) 1941年12月10日、太平洋戦争で最初に戦没したため、+100されていない。 海大6型B 3隻中1隻(イ74→イ174) 乙型 20隻中5隻(イ27・イ32・イ34・イ38・イ39) 乙型改 9隻中2隻(イ43・イ45) 丙型 8隻中5隻(イ18・イ24(II)・イ46・イ47・イ48) 特型 3隻中2隻(イ401・イ402) 中型 18隻中2隻(ロ37・ロ42) 潜高小型 11隻全艦(ハ201・ハ202・ハ203・ハ204・ハ205・ハ207・ハ208・ハ209・ハ210・ハ216) ハ216は播磨造船建造の第160号海防艦とともに、1945年8月16日竣工の「日本海軍最後の艦艇」となっている。 その他の艦艇占守型海防艦 4隻中1隻(八丈) 鵜来型海防艦 20隻中4隻(宇久・久賀・志賀・伊王) 第一号型掃海艇 4艇中1艇(第4号) 神島型敷設艇 2艇全艇(神島・粟島) 第百一号型輸送艦 3隻(第133号・第140号・第141号) 工作艦明石
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