平綴じ時代のゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:29 UTC 版)
本誌記事の一環で基本的にモノクロ。ボードゲームの場合、マップはコピーして使用、ユニットもコピーして厚紙に貼って切るという自作が必要だった。それでもこの時代にはよくプレイされた。 (一部を除いて、オリジナル) 2号-シェルブール攻防戦 作戦級 1944年のシェルブール攻防戦を扱う。 3号-ドンキーコマンド 戦闘級 高梨俊一デザインのソリティアゲーム。特殊工作員ドンキーコマンドとなり、敵秘密基地へ潜入し、秘密書類奪取の任務を遂行するダンジョン探索型である。 コマンドにはキャラクターメイキングや経験点を貯めての成長ルールがあり、日本のゲーム雑誌で初の本格的なテーブルトークRPG特集に併載されたことから、「日本初の商業テーブルトークRPG」と称されることもある。 4号-ブノット・ヤコブ橋 作戦級 第四次中東戦争のミニゲーム。 6号-エプソム作戦 作戦級 第二次大戦、西部戦線のミニゲーム。 7号-第三帝国の戦争経済(ドイッチュラント・ウンターゲルト) 戦略級 第二次欧州大戦を見開き2pのマップで再現する。高梨俊一デザイン。後にゲームジャーナル第13号で復刻された。 7号-カウペンズの戦い 戦術級 米独立戦争もの。GDWの『ギルフォードコートハウスの戦い』のシステムを流用したバリアント。 9号-サボイバル 戦闘級 太平洋戦争時、同日、同時刻に荒天でサボ島沖で遭難した日飛行艇と米魚雷艇兵士達の、無人島サバイバル。敵は食糧源の動物他、毒蛇、マラリア蚊なども敵兵と並ぶ脅威になる。ホビージャパンが日本語版を出版した海戦ゲーム『アイアンボトム・サウンド』に付属されている「サボ島」のパーツを活用した、お遊び的企画。 10号-アイラウの戦い 作戦/戦術級 ナポレオニック。1807年のアイラウ村近辺での仏露の偶発戦を取り扱う。ユニットのみならず、マップもデザイナーズキットによる自作が必要だが、内容は市販品に匹敵するほど本格的だった。 11号-Send Us More Japs! (ウェーキ島作戦) 戦術級 1941年のウェーキ島上陸作戦がテーマ。マップは同じだが、実質的にはルールの異なる二つのゲームのセットで、第一次作戦では日本軍艦艇VS砲台+F4F戦闘機。第二次作戦では日本軍上陸部隊VS米守備隊との戦闘を扱う。 11号-ポアティエの戦い 戦術級 英仏の百年戦争、ポアティエの戦いを再現するミニゲーム。GDWの『アザンクールの戦い』のシステムを流用したバリアント。 12号-大堡塁-ボロジノの戦い 1812年9月7日- 戦術級 ナポレオニック。ロシア遠征でのボロジノ攻防戦を扱う。 15号-ブルランの戦い 作戦級 南北戦争もの。 15号-戦車戦 西部戦線モジュール 戦闘級 東部戦線を舞台にしていた、ホビージャパンの戦闘級ゲーム『戦車戦』の拡張モジュール。 16号-オーバーロード作戦、 16号-プロホロフカ戦車戦 18号-サレルノ攻防戦 21号-マレー沖1941
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