巨大魚怪獣 ムルチ
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「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「巨大魚怪獣 ムルチ」の解説
第33話「怪獣使いと少年」に登場。 魚類と動物の中間生物である怪獣。川崎の河原に激しい雨とともに出現して暴れていたところ、善良な宇宙人であるメイツ星人の超能力で高速道路付近の河原の地底に念動力で封印されていたが、公害による大気汚染で衰弱したメイツ星人が宇宙人を恐れる民衆から少年の良を助けようとして警官に射殺されたため、封印が解けて復活する。 武器は口から吐く高熱の強力な破壊光線や、ビルを叩き壊せる怪力に長い尻尾と巨大なヒレ。復活後は人間たちを襲い、周囲の工場を壊滅させる。その惨状を自業自得と評して応戦を拒むも最終的には変身した郷秀樹=ウルトラマンジャックとの戦いでは、怪力を活かした張り手などで善戦したものの、最後はウルトラリフターで炎の海の中へ投げ込まれ、スペシウム光線でとどめを刺される。 スーツアクターは遠矢孝信と記載されている資料もあるが、遠矢は『スペクトルマン』の九州ロケに参加していたため、当時所属していたジェファーの若手が演じたと証言している。 デザインは熊谷健。頭部はサケがモチーフ。デザイン画では体表に模様が存在した。 予告編では必殺ブレスレットが飛ぶとあるが、本編ではウルトラブレスレットは使われていない。
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巨大魚怪獣 ムルチ(二代目)
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「ウルトラマンAの登場怪獣」の記事における「巨大魚怪獣 ムルチ(二代目)」の解説
第7話「怪獣対超獣対宇宙人」、第8話「太陽の命! エースの命!」に登場。 体色は、青色だった初代ムルチとは異なり銀色に輝いている。怪力や長い尻尾を武器とし、第7話でドラゴリーとメトロン星人Jr.にAが苦戦しているところに突如白煙と共に地底から出現して参戦すると、弾き飛ばされたAに体当たりを行い、3体で共にAを追いつめる。だが、第8話の冒頭でAへの突進を誤ってドラゴリーに激突し、逆上されて投げ飛ばされた後、下顎から腹を2つに引き裂かれたうえに左足をもぎ取られ、惨殺される。 初代ムルチと比べて体形は痩せており、シルバー系の体色、目つき、尻尾の先が魚の尾鰭(おびれ)のような形状をしているなどの違いがある。 地中から出現した理由は不明で、妖星ゴランの接近によって目覚めたという説がある。 VCやDVDで発売された『ウルトラ怪獣大百科 ウルトラマンA編』のナレーションの解説では初代ムルチの同族、『続ウルトラマン大百科』(ケイブンシャ・1979年)212頁や『週刊 ウルトラマンオフィシャルデータファイル』No.86-12では鰭が小さいことから初代ムルチの息子と記述されている。 脚本の段階では登場する怪獣はシーゴラスだったが、ムルチに変更された。 着ぐるみは、前作の撮影終了後にイベントなど多方面で使用されていた現物を借り受けたもの。しかし八つ裂きにしたことで使用不能となったため、スタッフはイベント担当セクションから大目玉を食ったという。 『ウルトラマンメビウス』第25話では、「ムルチ二代目」としてドキュメントTACに記録されており、本作品でドラゴリーに惨殺されたことをテッペイが語っている。
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