巨大魚怪獣 ゾアムルチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:18 UTC 版)
「ウルトラマンメビウスの登場怪獣」の記事における「巨大魚怪獣 ゾアムルチ」の解説
第32話「怪獣使いの遺産」に登場。 CREW GUYSのドキュメントMATに記録されているムルチの別個体を、地球防衛が手薄だった10年前に地球に侵入したメイツ星人が捕獲・改良した。メイツ星人ビオの脳波に同調。 地球に訪れる際には一種の冬眠状態のままで、あくまでも武力手段として輸送宇宙船の宇宙カプセルに積まれていた。初代ではただの模様であった青い斑点は、ゾアムルチでは青い結晶のようなものとして下半身や尻尾に埋め込まれている。 円盤による破壊活動を止めようとしたウルトラマンメビウスに対抗したビオの怒りの感情を感知して覚醒し、青い熱線を口から放射しながらメビウスと戦うが、その威力は低くメビウスに胸で受け止められる。最後は、みやま保育園長とGUYSのアイハラ・リュウの説得に思い留まったビオの願いを受けたメビウスのメビュームシュートを受け、倒される。 スーツアクター:横尾和則 デザインは酉澤安施が担当。新撮された回想シーンでの初代ムルチにも、同じスーツが用いられている。 小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』ではテレビ版とは異なり、地球人という存在全体を見極める道を選んだビオの手によって地中深く封印されるという結末を辿っている。同作での「ゾア」は、「憎悪」を意味するとされている。また、巻末466頁では、『帰マン』の同個体の強化クローンであると記述している。
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