嵩月家関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 17:04 UTC 版)
社長 声 - 津田英三 奏の父親。かつ近辺を締める広域指定悪魔結社「嵩月組」の社長。要はヤクザのトップ。 頬に傷を持ち、顔が厳つい、いかにもカタギには見えない人物で、実際ヒットマンの襲撃を返り討ちにしたりしている。 実は親バカと言えるレベルで一人娘・奏を溺愛しており、奏の成長アルバムを懐に仕舞って持ち歩いていたり、奏が暮らす庵を張っていたりする。 その他にも奏の嫌う家業の力を彼女のために使いたがるが、もともと奏はその家業が嫌で下宿をしているのでそれをする度に余計親子仲はこじれるという、焼きたい世話を焼けない悪循環状態に陥っている。 奏の慕う智春に対しては当初良く思っていなかったようだが、(もともと智春のこととなると過敏に反応する奏のこともあって)ある一件以降は「婿殿」と呼ぶほど好感度が上がっているようだ。 魔力の酷使で妻(=奏の母親)の記憶を失っており、奏はその父を見るのが辛い、というのが別居のもう一つにして最大の理由になっている。 潮泉 太秦(しおいずみ うずまさ) 声 - 石住昭彦 奏の母方の祖父にあたり、鳴桜邸の大家。渦巻き好き(律都曰く「いつもぐるぐるしている」)。 本作でもかなり変わり者の老人。黒科學関係の造詣にも深く機巧魔神を修理することができる。自宅では山の中腹に小さな山小屋を造りそこで暮らしている。 一巡目の超弦重力炉実験で二巡目の世界に飛ばされて来た。また、二巡目の世界に隠されていた超弦重力炉に厳重な封印も施したのだが、封印を解く方法は知らなかった(単にボケて忘れてしまった可能性あり)。 潮泉 律都(しおいずみ りつ) 声 - 日笠陽子 奏の従姉妹。黒科學に精通していて即興で解熱剤を作ったり、破損した朱浬の右腕を修理するなど、芸が細かい。 体術においては奏以上であり、智春と杏を相手に稽古をした際には人差し指だけで智春を遥か後方へ吹き飛ばすという寸頸のような技を披露している。 最強クラスの魔力を持つ悪魔であり、能力は別の時空間に存在する自分と感覚と思考の一部を共有する「意識共有」。そのため一巡目の世界の潮泉律都 と同一人物と言える。 アニメ版では上記の設定は存在せず、悪魔ではない。 八伎(やぎ) 声 - 高橋研二 嵩月組若頭で悪魔の1人。顔の左側に大きな傷痕が残る。料理がうまい。やたら智春のことを買っていて、嵩月組総出で行っていた悪魔狩りからの奏の護衛を、あっさり智春に任せるほど智春を信頼しており、組員の割には非常に丁寧に接している。 嵩月祖母 奏の父方の祖母。名前は不明。嵩月流炎舞の総師範であり奏の師匠で、彼女でも勝てない。誤解から、奏の教育に失敗したと思い込み、再教育のために転校させようとしたが、「喧嘩で一度も負けたことがない」という操緒の敵ではなかった。 その後、色々と女性としての魅力に欠ける操緒に女性としての"教育"(=とてつもなく長い説教)を施す。
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