小型赤道儀とは? わかりやすく解説

小型赤道儀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:20 UTC 版)

ビクセン (企業)」の記事における「小型赤道儀」の解説

ポラリス赤道儀1976年発売) - 初期のシステム望遠鏡一つドイツ式赤道儀だが経緯台としても使用できる従来鋳物により製造されていた架台部をダイカスト成型大量生産する手法導入した。 ニューポラリス赤道儀 スーパーポラリス赤道儀 - SPと略称される五藤光学研究所・マークX特許切れたため、赤緯軸と赤経軸を分離できるようになっている微動赤経赤緯ともφ72mm、144山のウォームホイール。 SP-DX赤道儀 - SP赤道儀比較して一部部品材質アルミダイキャストから鋳物変更極軸部分鉄パイプ変更、ウォームホイル・ウォームギア真鍮採用し高精度SP赤道儀本体重量3.8から8kgに増加GP赤道儀1992年発売) GP-DX赤道儀 GPE赤道儀 - GP赤道儀普及版GP2赤道儀 - ドイツ式赤道儀基本的な装備品以外オプション販売のため赤道儀単体価格は安いが、オプション全て装備すれば上位機種同じくらいコスト掛かってしまうので、用途に応じてシステムを組むのが理想的な使い方と言える耐荷重は約7kg。モータードライブ天体ナビゲーションシステムSTAR BOOK type-S」に対応。 GPD2赤道儀 - 基本的な造りGP2と同じであるが、頑丈頑強に造られており耐荷重は約10kg。極軸望遠鏡標準装備している。 スフィンクス赤道儀 - SX赤道儀と略称される赤緯体にモーター内蔵させることによってウェイト軽減効果のほか、GP2のようにコード類多数接続しなくても済むため、セッティング簡単になっている。耐荷重ウェイトなしのSXCマウントで2.5kg、SXWマウントで約12kg。天体ナビゲーションシステムカラー液晶画面搭載したSTAR BOOK」が標準装備されるグッドデザイン賞受賞。 SXD赤道儀 - スフィンクス赤道儀の上モデル剛性アップのために素材から見直されていて、本体重量SX赤道儀の6.8kgから8.8kgへと増えているが、搭載重量SX赤道儀の12kgから15kgへと増えている。別売りだった極軸望遠鏡標準装備され、より天体写真撮影向けの赤道儀と言えるまた、SPD、GPD、GPD2赤道儀と続くDX型赤道儀最新版という位置づけになり、このモデル以降ベアリング数多く使用されるうになる。 SXP赤道儀 - SXD赤道儀DCモーターだが、こちらはステッピングモーターとなり、SX赤道儀シリーズ最高峰モデルとなる。基本性能はSXDとほぼ同じだが、DCモーターであるSXDに比べ追尾精度優れていて音も大変静かである。SXPとSXD2の違い赤緯軸の太さベアリング数で、こちらが上位モデルとなり搭載重量は16kgとなっている。本体重量はSXD2と比べ2kg弱重い。天体ナビゲーションシステム高解像度&大画面液晶搭載最新型コントローラーSTAR BOOK TEN」が標準装備されている。 SXD2赤道儀 - SXD赤道儀の上位(後継モデルステッピングモーターとなる。基本性能はSXDとほぼ同じだが、DCモーターであるSXDに比べ追尾精度優れていて音も大変静かである。天体ナビゲーションシステム高解像度&大画面液晶搭載最新型コントローラーSTAR BOOK TEN」が標準装備されている。SXPとSXD2の違い赤緯軸の太さベアリング数で、こちらが下位モデルとなり搭載重量は15kgとなっている。本体重量はSXPと比べ2kg弱軽い。 APマウント - まったく新し発想誕生した次世代型エントリーレベル赤道儀Advanced Polaris」。モジュールユニット組み合わせグレードアップできるのが最大特徴だが、小型でありGP2赤道儀よりも搭載重量では劣るのに金額設定がかなり高くなっている。コントローラーシンプル主な操作片手できる「STAR BOOK ONE」だが、単体販売ではなくAP-SMマウント及び赤経モーターモジュールに付属する赤道儀では珍しくフリーストップ式であり、鏡筒を手で持って直感的に操作できる専用三脚含めて軽量コンパクト&簡単操作」を目指し開発され次世代モデルといえる

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