宮城県図書館
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宮城県図書館(みやぎけんとしょかん)は、宮城県仙台市泉区紫山一丁目にある県立図書館である。
注釈
- ^ 昭和10年代の宮城県立図書館(せんだいメディアテーク)… 勾当台通と定禅寺通との交差点付近に建っていた。現在、跡地は勾当台通南端と勾当台公園「いこいのゾーン」南西角地部分となっている。
- ^ 1951年10月の仙台市役所周辺空撮(せんだいメディアテーク)… 勾当台通と北一番丁通りとの交差点付近に建っていた。現在、跡地の大部分を宮城県議会議事堂が占める。跡地の一部は、勾当台公園「歴史のゾーン」の北部となっている。
- ^ 新築された宮城県図書館(せんだいメディアテーク)… 正面写真。
- ^ 宮城県庁と宮城県図書館(せんだいメディアテーク)
- ^ 図書館閉館後のこの建物は現在、宮城県公文書館などに利用されている。
出典
- ^ a b c d e f g “宮城県図書館のあゆみ”(宮城県図書館)2019年7月14日閲覧。
- ^ a b c “図書館の収集資料”(宮城県図書館)2019年7月14日閲覧。
- ^ a b c d e 『宮城縣史』復刻版11(教育)491-492頁。
- ^ a b c d e f g h 『仙台市史』通史編6(近代1)357-358頁。
- ^ a b c d e f g 『宮城縣史』復刻版11(教育)492-494頁。
- ^ a b c d e 『仙台市史』通史編7(近代2)249-251頁。
- ^ a b c d 『仙台市史』通史編8(現代1)522-523頁。
- ^ a b 『宮城縣史』復刻版11(教育)494-495頁。
- ^ 宮城県/文化財保護課/言海(稿本)
- ^ “岡田准一命名 仙台に新名所誕生”. デイリースポーツ. (2015年10月21日) 2015年11月2日閲覧。
- ^ “交通のご案内”(宮城県図書館)2019年7月14日閲覧。
- 1 宮城県図書館とは
- 2 宮城県図書館の概要
- 3 施設
- 4 立地・交通
宮城書籍館
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1880年(明治13年)9月、宮城師範学校において書籍縦覧室規定が設けられた。これにより蔵書の整理、講堂の閲覧室への転用が行われ、職員や生徒がここで書籍を閲覧した。 宮城師範学校の校長和久正辰は、社会における図書館の必要性を考え、宮城県県令松平正直に図書館の実現を訴えた。松平はこの要望を聞き入れ、宮城書籍館規則を定めて、これによって1881年(明治14年)7月25日に宮城書籍館が発足した。明治天皇の巡幸が間近だったことが、図書館の迅速な実現につながったと言われる。この時の宮城書籍館の蔵書は、養賢堂の蔵書や青柳文庫によるものと県庁支給による図書類、合わせて1万7682冊だった。初代館長には林通が就いた。 当初は館内閲覧のみが許されたが、1882年(明治15年)には図書の館外貸し出しが行われるようになった。宮城師範学校の移転に伴い、1893年(明治26年)に宮城書籍館は宮城師範学校の付属小学校だった建物に移転した。これ以後、宮城書籍館は独立した施設となった。
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