六道の辻とは? わかりやすく解説

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ろくどう‐の‐つじ〔ロクダウ‐〕【六道の×辻】

読み方:ろくどうのつじ

六道通じる道の分かれ道六道の巷(ちまた)。

[補説] 地名別項。→六道の辻


ろくどう‐の‐つじ〔ロクダウ‐〕【六道の辻】

読み方:ろくどうのつじ

京都市東山区八坂通りの南にある六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の本堂前付近の称。


六道の辻

作者渋沢龍彦

収載図書唐草物語
出版社白水社
刊行年月1987.7
シリーズ名新編 ビブリオテカ渋沢龍彦

収載図書渋沢龍彦綺譚集 1
出版社日本文芸社
刊行年月1991.12

収載図書唐草物語
出版社河出書房新社
刊行年月1996.2
シリーズ名河出文庫


六道の辻

作者中上健次

収載図書昭和文学全集 29
出版社小学館
刊行年月1988.2

収載図書中上健次全集 5
出版社集英社
刊行年月1995.7


六道の辻

作者小川国夫

収載図書小川国夫全集 5 彼の故郷青銅時代闇の力
出版社小沢書店
刊行年月1992.11


六道の辻

作者藤川桂介

収載図書恐怖KA・TACHI
出版社双葉社
刊行年月2001.3
シリーズ名双葉文庫


六道の辻

読み方:ロクドウノツジ(rokudounotsuji)

作者 小川国夫

初出 昭和46年

ジャンル 小説


六道の辻

読み方:ロクドウノツジ(rokudounotsuji)

作者 中上健次

初出 昭和55年

ジャンル 小説


六道の辻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/03 13:58 UTC 版)

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六道の辻は、上図の北目町通がJR東北本線と交差する辺りにあった。

六道の辻(りくどうのつじ、ろくどうのつじ)は、仙台藩陸奥国領仙台城下町にあった変則六叉路(実質五叉路)に付けられた名称。「六道辻」とも書く[1]。現在の宮城県仙台市青葉区宮城野区若林区の3区の区境が集まる「中央4丁目交差点」から「北目町ガード」辺りにあった(地図)。

構成する道路等

東西道路(北目町通)と南北道路(六道の辻の北側は東六番丁通、南側は清水小路)とがつくる十字路に、北西から東五番丁通南端が同十字路のやや西で北目町通に接続する変則五叉路の形状をしていた。ただし、清水小路には道の中央に開渠で幅1m位の四ツ谷用水の支流の水路1本が五橋方面に流れていたため、1つの道ながら2本の並走する道の状態であり、結果的に変則六叉路となった。

現在は、東六番丁がJR東北本線などの軌道敷に転用されているため消滅し、四ツ谷用水は埋められ[† 1]、東五番丁と清水小路が1本の道として愛宕上杉通となっている。愛宕上杉通と北目町通とがつくる十字路は「中央4丁目交差点」と名付けられた。また、JR軌道敷は立体交差化され、北目町通の上空を跨ぐ「北目町ガード」となっている。

概要

1601年1月12日慶長5年12月24日)から元和年間までにおける仙台藩祖・伊達政宗による仙台城下町の建設では、現在宮城県庁舎錦町公園などがある仙台上町段丘[2]面においても仙台中町段丘[2]との段丘崖の際に寺社が設置されたものの、概ね同段丘崖以西で広瀬川沿いの青葉山段丘[2]、仙台下町段丘[2]、および仙台中町段丘で行われた。同城下町における南北道路は東は東五番丁通まで建設されたが、広瀬川沿いの片平丁より東において東一番丁までが奥州街道(現在の国分町通および青葉神社通)と並走してほぼ南北に通じさせたものの、東二番丁通から東五番丁通までは上町段丘との段丘崖に沿って北西から南東に南北軸に対して傾きを持って通す形になった。

このため、東一番丁と東二番丁から東五番丁までは、南北軸に対する傾きの違いから同城下町北部の勾当台地区にその北端が集約し、江戸時代には仙台城の鬼門封じの定禅寺が置かれた。その後、明倫養賢堂が置かれ、明治以降は宮城県庁舎、仙台市役所、国の出先機関などの行政施設、および、宮城師範学校宮城書籍館、商品陳列所、仙台衛戍病院などの施設が建設された。現在では勾当台公園として集客装置となっている。

1627年寛永4年)から、政宗の隠居所となる若林城および若林城下町[† 2]が仙台城下町の南東に接して広瀬川沿いの沖積平野に建設が始められた。このとき、仙台城下町も拡張され、東五番丁の東側には侍町は東六番丁通から東九番丁まで(大年寺山断層[3]断層崖手前まで)設置され、その東側にも寺社地が長町 - 利府線(断層[3]の断層崖手前まで設置された[† 3]。このとき、東六番丁以降は大年寺山断層の走行に沿って北東から南西に南北軸に対して傾きを持って通す形となった。

南北軸に対する傾きの違いから、東五番丁までと東六番丁以降が仙台城下町南東部においてその南端が集約し、「六道の辻」が生まれることとなった。六道の辻から北に延びる東六番丁はそのまま宮町通となり、真っ直ぐ仙台東照宮門前に繋がっていた。また、北目町通の東(大年寺山断層の東)には寺社地が集積した。

名称の由来

「六道の辻」の名は、1833年天保4年)の「御城下町割絵図」[4]には記載されているため、寛永年間から天保年間までの約200年のいずれかの時期にこの呼称が当辻に命名されたと推定できる。

名称の由来はいくつかあり、上記のような6本の道の交差点であるためとする説、仙台城下町の町外れにあって寺社地への岐路にあり、仏教輪廻思想における六道を当てたという説[5]幕末龍泉院[† 4]跡地(旧・宮城県スポーツセンター辺り)にあった六地蔵[† 5]をこの辻に移したためとする説などがある。

なお、1887年明治20年)12月15日仙台区(現・仙台市)には日本鉄道(現・JR東北本線)が開通するが、建設の際にその六地蔵は東九番丁の龍泉院西門前に移転された(地図)。

脚注

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注釈

  1. ^ 暗渠化されたかは不明。
  2. ^ 若林城とは「○若林城下」(仙台市)…若林城下町の範囲が図示されている。
  3. ^ 両城下町の境界は荒町毘沙門堂1636年寛永13年)の政宗の死去とともに若林城は廃城となり、両城下町は統合された。
  4. ^ 仙台の名前の由来とされる千躰仏を安置する六角堂がある(地図)。仙台城建設に伴い、1602年慶長7年)に東九番丁の現在地に移転した。
  5. ^ 一体の台座に「享保16年(1731年)建立」と刻字されている。

出典

参考文献

  • 「仙台市史 通史編3 近世1」(仙台市)

関連項目

外部リンク


六道の辻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 03:16 UTC 版)

千年の愉楽」の記事における「六道の辻」の解説

中本一統三好は、盗人などをして暮らしている。ヒロポン打ちダンスホール玉突き場で遊び暮らすが、ある時、殺人犯してしまう。三好身を隠すように飯場働き始める。それからほどなく若くして失明して、絶望して縊死する。

※この「六道の辻」の解説は、「千年の愉楽」の解説の一部です。
「六道の辻」を含む「千年の愉楽」の記事については、「千年の愉楽」の概要を参照ください。

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