官公庁・地方公共団体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:23 UTC 版)
「ゆるキャン△」の記事における「官公庁・地方公共団体」の解説
厚生労働省 蚊やダニが媒介する感染症の予防と対策を啓発する、「蚊・ダニにはゆるくない対策を!」と題したポスターや「蚊・ダニ講座」の漫画にゆるキャン△を採用するコラボレーションを実施。 林野庁 国有林のうち特に景観が美しい「日本美しの森 お薦め国有林」にあるキャンプ場の情報を始め、登山や温泉といった周辺の見どころ、森林内でのルール・マナーなどを紹介する、ゆるキャン△のキャラが登場するガイドブックを作成し、イベント会場やアウトドア専門店での頒布を実施。 山梨県 本作の物語の主要な舞台となっている山梨県の観光関係組織「やまなし観光推進機構」ではウェブサイト上で、劇中に登場した実在の土地と実際の写真を比較する形で、ロケ地の紹介を公式サイトにて行っている。キャラクターの使用許諾も得ており、サイト内には登場人物などのアニメの素材が掲載されている。 2018年に入り、通常はオフシーズンである冬場の県内キャンプ場にファンが来訪する効果が出ているという。テレビアニメ版・テレビドラマ版いずれもロケハンでは、富士の国やまなしフィルム・コミッションも協力した。また同県内企業が製作した関連グッズが、キャンプ場売店などで販売されている。 舞台である身延町や南部町をはじめ市川三郷町、富士川町、早川町の他峡南地区自治体や富士川地域・身延線沿線観光振興協議会、五条ヶ丘活性化推進協議会では2020年2月から3月にかけて地域イベント「ゆるキャン△梨っ子町めぐり」を開催。指定場所で掲示されたQRコードを読み取ることで視聴できる特産品や場所などをテーマにした「オリジナルショートラジオ」の配信やイベント共通記念カード「ゆるキャン△梨っ子通学定期券」の配布が行われている。また、本栖高校のモデルとなった下部中学校の廃校舎内に組まれたドラマ版ロケセットの一般公開が期間限定で行われた。 静岡県 富士宮市では原作者が実際に市内のキャンプ場で作画作業をしており、市は作品と連動した事業展開を行う。劇中のキャンプの様子を職員が再現した「おじキャン」と名付けた写真をTwitter公式アカウントに投稿している。 アニメ第2期では静岡県が主な舞台になることから、沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターにて10月29日から11月1日にかけて開催された「ツーリズムEXPOジャパン2020」においてゆるキャン△のブースを設置し、静岡県内のキャンプ地&モデル地マップを配布している。同年11月25日には静岡県がアニメ第2期とのコラボレーションによる観光振興策を発表。先行上映会会場でのブース出展・キャンプ地マップ配布などを行う。2021年2月1日からは富士山静岡空港に営業所を構えるレンタカー会社4社とコラボレーション。空港を発着地としたレンタカー利用キャンペーンの実施にともない、車体にキャラクターをプリントしたラッピングカーの貸し出しを開始。 アニメ第2期における一連の取組が評価され、作品及び静岡県に対し、第12回ロケーションジャパン大賞特別賞(支持率部門)が贈られている。
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