安武・満と交流がある選手
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「あぶさんの登場人物」の記事における「安武・満と交流がある選手」の解説
大松 五郎(だいまつ ごろう) ノンプロ新潟水産の捕手。右投げ左打ち。伊達の仲介で安武を紹介され、南海ホークスの入団テストを受ける。最後まで残ったもののかつて傷めた肩をかばって大きくテークバックするスローイングを野村監督に見抜かれ、不合格。その後はノンプロで野球を楽しむ。後に小林満がプロ入りする際にも新潟水産の先輩として激励している。 鬼山(きやま) 会社の2代目、草野球のエース。阪神の入団テストに落ちて「大虎」に来店。安武が南海の選手であることを信じようとせず「蔭山に杉浦を合わせたんか?」などとからかい、散々からんだ挙句の果てに開幕二軍スタートとなった安武に対して「月給泥棒」と捨て台詞をはいて勘定し「大虎」を出入り禁止になる。 翌日、草野球をしていて、あと一名で完全試合達成という鬼山の前に朝7時まで飲酒の安武が酩酊状態で現われ、これに鬼山は激怒。しかし安武は「俺は一斗を超えない限りは平常(しらふ)だぜ」と打席に立ち、とてつもない本塁打(飛距離200m以上)を放つ。呆然とする鬼山に安武は「一度中モズ(中百舌鳥)へ来てみな。そしたら二度と口にできねぇぜ。月給泥棒などとはな」と言い残して去る。その後姿を呆然と見送る鬼山は思わず「酒仙打者」とつぶやく。以後登場せず。 熊島 彰(くましま あきら) 通称「クマ」。浪花中学校野球部員。ワンマンな性格でチームプレーができずにいた(それが原因でマネージャーのカコとも大喧嘩をした)が、安武が三年生送別試合の監督を務めた際に、敢えてベンチに置き、終盤に代打として起用することで、チームプレーと信頼の大切さとを教え込む。 トナカイ(となかい) 氏名不詳。安武のように代打専門なら通用すると考え、プロの入団テストを受けたいと安武に直訴しに来た30代半ばの男。それまで他の球団のテストもいくつか受けてきたが、恰幅の良い体格のため50メートル走の時点でことごとく落とされてきたという。だが、安武にはにべもなく断られる。その後、一人で練習していたところに安武がピッチングマシンと共に現れ、一緒に打撃練習をするが、その際の安武の様子を見て基礎体力の違いに愕然とし、プロの夢を諦める。 君島 圭太(きみじま けいた) 青芝鋼管に所属するノンプロの選手。左打ちの強打者で岩田鉄五郎によれば安武そっくりのフォームをしているとのこと。しかし、安武同様に大酒飲みだともいう。期待していたドラフト指名にかからず荒れていたが、岩田の独断でテストを受けさせてもらえることになった。しかし、そのテストの場で自身の至らなさを思い知るところとなり、プロ入りを断念する。 丸橋(まるはし) 北大阪電機野球部選手。酒好きで別名「選酒会長」。所属する野球部の休部による活動停止を前に「大虎」を訪れ、安武から物干し竿を譲ってもらう。 立花 武(たちばな たけし) 高校野球の選手。埼玉県代表の大和高校の投手で、甲子園(春の選抜)に出場して初試合でいきなりノーヒットノーランを達成してみせた。母のルミ子(旧姓:高橋)が安武の同級生で、母と共に「大虎」を訪れ、物干し竿を1本譲ってもらう。プロ志望ではなく、東大入学を目指している。野球をプレーする際はコンタクトをつけ、それ以外はメガネを着用する。 江坂 俊介(えさか しゅんすけ) 新潟朱鷺学園高校のエース。「越後の怪腕」。小学生の頃から岩田が目をかけていた選手。2008年夏の甲子園での試合を、久しぶりに再会した安武と岩田が観戦した。 2008年にビジネスジャンプに掲載された読み切り作品『くそ暑い夏』の登場人物である。
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