安槻大学関連
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コイケさん 本名はヤスヒコ(名字不明)であり、コイケさんは通称であって本名ではない。ただし、安槻第一小学校時代からそのあだ名を付けられていた。教授たちからもこう呼ばれており、本名だと思われていたほど。『彼女が死んだ夜』時点では安槻大学二回生。 小太りにメガネ、天然パーマという風貌が藤子不二雄『オバケのQ太郎』に出てくる小池さんにそっくり。本人も小池さん同様ラーメンが大好きであり、見識や蘊蓄をよく語っている。ただし、食べているところを知り合いに見られることは嫌がっている。なおラーメンに限らず、麺類ならなんでも好き。 ボアン主催飲み会の常連であり、長編の全てに一度は名前が登場する脇役。安槻市出身で、実家は隣町にある。一番上の姉は安槻第一小学校の教師。ゴシップ好きの親戚が色々な方面にいるためか裏情報に詳しく、事件のヒントとなる情報を得てくることも多い。ただし、肝心なときには何らかのトラブルに巻き込まれて居ないことがほとんどである。またデートがあるのに祐輔に呼び出されるなど、ひどい目に遭うこともたびたびである。『身代わり』ではようやく事件解決の飲み会に参加することができた。かなりの凝り性。 卒業後は就職し、結婚している。娘が2人いる。 牟下津 カノン(むげつ かのん) 通称カノちゃん。安槻大学教育学部でタックたちと同学年の友人。『依存』に登場。『仔羊たちの聖夜』「黒の貴婦人」でも名前のみ登場している。頻繁ではないが、二回生の頃からボアン主催の飲み会に参加している常連の1人。 ショートカットで背が高く、スポーティーな感じの美女。柔道は黒帯。安槻大生と同棲していたが別れている。県外出身。 木下 瑠留(きのした るる) 通称ルルちゃん。安槻大学人文学部英文学科で、タックたちより1学年下。『依存』「招かれざる死者」に登場。「黒の貴婦人」でも名前のみ登場している。タカチに憧れていたが、タックたちが三回生の4月に起きた「招かれざる死者」に関わったことから、飲み会常連の1人となる。主任担当教官は白井教授であり、タックたちと文学談義を交わせるほど。 華奢で中世的な体格。長い髪をポニーテールにしている。リムレスのメガネをかけた、理知的で素朴なタイプ。安槻大学の男性教授たちに絶大な人気を誇っている。誕生日は7月27日。安槻市出身で父親は医者。ホテルマンの兄も安槻大学の卒業生。父親の仕事の都合と兄が通うために買った4LDKの分譲マンションに1人暮らし。 長谷川 渓湖(はせがわ けいこ) 通称ケーコたん。安槻大学生でタックたちと同学年の友人。『依存』「招かれざる死者」に登場。「黒の貴婦人」でも名前のみ登場している。タカチに憧れていたが、タックたちが三回生の4月に起きた「招かれざる死者」に関わったことから、飲み会常連の1人となる。 栗色ロングヘアで、洗練された清楚なタイプの美少女。学内だけではなく、他校の男子学生からも絶大な人気を誇る。東京出身で、ウサコとは入学からの知り合い。『依存』の時点では、タカチと「公認の仲」と見なされている。 白井 次夫(しらい つぐお) 安槻大学英文学講座教授。『依存』に登場。「解体守護」『仔羊たちの聖夜』「黒の貴婦人」『身代わり』にも名前が登場している。ボアン主催の飲み会へはたまに参加している。 身なりには無頓着。世間知らずな学究肌のタイプである初老の人物。ロングセラーの著作が100冊近くあり、さらに受け継いだ資産も相当あるため、お金には不自由していない。タックを気に入っており、将来は自らの後継者にしようと考えている。
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