女子アナウンサーの系譜とは? わかりやすく解説

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女子アナウンサーの系譜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:47 UTC 版)

日本のアナウンサー」の記事における「女子アナウンサーの系譜」の解説

かつて女性アナウンサー担当する分野は、料理育児手芸テーマとする番組や、インタビュー聞き手などが主だった今日のようにタレント並み注目を浴びる女子アナウンサーにつながる系譜は、1975年フジテレビに入社し、同局初の女性キャスターとなった後、女子アナウンサー史上初のスキャンダル起こした田丸美寿々や、1978年NHK入局し「TVガイド」の表紙飾ったり、民放への大型移籍玉の輿婚が話題になった頼近美津子らを端緒とする見方や、1980年代前半フジテレビアナウンサーによる当時異例だったコント色の強いバラエティ番組への参加」からなど、いくつかの見方がある。1977年入社益田由美は、なるほど!ザ・ワールド体を張ったリポートで、「ひょうきん由美」と呼ばれ親しまれた。1980年入社山村美智子1984年入社寺田理恵子1985年入社長野智子は、オレたちひょうきん族に「ひょうきんアナウンサー」と称され司会務めた女子アナウンサーは「女子アナ」と略されることが多いが、この略語誰が最初に作ったのかは定かではない。今とほぼ同じ意味での概念成立し、この言葉使われ始めたのは1980年代後半からとされることが多い。「女性アナ」という言い方ではこれ以前からあった。頼近のフジテレビ移籍報じた1981年当時週刊誌には「女性アナ」という表記多く使われている。1987年フジテレビ出版から発行され同局アナウンサー取り上げた書籍アナ本』の中にはすでに「女子アナ」という表記見受けられる。現在も「女性アナ」と表記することもある。「女子アナ」と「女性アナ」という表記混在する記事みられる続編として1991年発行された『アナ本2』では、当時「花の三人娘」と呼ばれた有賀さつき河野景子八木亜希子焦点当てられた。1993年には、日本テレビ人気アナウンサー永井美奈子ら3人からなるユニットDORA」が結成されCDリリースした女子アナウンサー路線フジテレビ次いで日本テレビ先行していたが、TBSには1993年雨宮塔子が、1994年進藤晶子入社しそれぞれバラエティ番組スポーツ番組で局の看板アナウンサーとなったNHKには1994年久保純子入局看板アナウンサーとなった以後女子アナウンサー人気の定着とともに、各局とも女子アナウンサー呼ばれるアナウンサー増えていった。 1990年代後半から芸能事務所セント・フォース」などは女性キャスターリポーター特化したマネージメント展開を行い、各局のニュース・ワイドショー番組所属タレント派遣。各局を退職したアナウンサー所属タレントとして受け入れるほか、学生所属タレントその後出演していた局のアナウンス職として採用される事例存在し本田朋子など)、さらには局との共同出資芸能事務所フォニックス)を設立するなど、局と事務所相互の関係を深めている。 また、滝川クリステル共同テレビフリー)、葉山エレーヌ石田エレーヌ葉山エレーヌ日本テレビ)、加藤シルビア小林悠(共にTBS)、ヒロド歩美ABCテレビ)など、ハーフアナウンサー多く起用され傾向見られる外国人とのインタビュー際し通訳介さず直接取材できる人材としての帰国子女海外留学経験者同等理由採用されているが、日本人ハーフ対すイメージから採用多くなっているとも見られる滝川葉山石田)などは当初日本名活動していたが、局のイメージ戦略のために意図的に外国名を名乗っており、タレント化の是非を巡る議論一端となっている。

※この「女子アナウンサーの系譜」の解説は、「日本のアナウンサー」の解説の一部です。
「女子アナウンサーの系譜」を含む「日本のアナウンサー」の記事については、「日本のアナウンサー」の概要を参照ください。

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