大内山動物園とは? わかりやすく解説

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大内山動物園

(大内山脇動物園 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 14:09 UTC 版)

大内山動物園


大内山動物園入口

施設情報
園長 山本清號
開園 1970年
所在地 519-3111
三重県度会郡大紀町大内山間弓530-4
位置 北緯34度16分30.6秒 東経136度22分09.7秒 / 北緯34.275167度 東経136.369361度 / 34.275167; 136.369361座標: 北緯34度16分30.6秒 東経136度22分09.7秒 / 北緯34.275167度 東経136.369361度 / 34.275167; 136.369361
アクセス アクセスを参照。
公式サイト www.oouchiyama-zoo.com
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大内山動物園園内

大内山動物園(おおうちやまどうぶつえん)は、三重県度会郡大紀町大内山にある個人経営の動物園である。個人経営の動物園でありながら、ライオントラ等の猛獣を飼育している。これらの猛獣は1973年に前園長が飼育を開始した個体だが、現在は猛獣飼育の認可基準が厳しくなっており、個人経営の動物園で猛獣を飼育するのはほぼ不可能であるため、そういった意味で非常に稀有な存在と言える。

また、園内で飼育している約400頭の動物の半数は、野生で怪我を負ったり、動物園の閉園により行き場をなくすなどして保護された動物である。

沿革

1970年(昭和45年)に、前園長の脇正雄夫妻が10種類ほどの動物をそろえて「大内山脇動物園」として開園[1]。以来、夫妻による経営が続けられたが経営難であったため、1993年(平成5年)時点では三重県多気郡多気町五桂池ふるさと村が新たな目玉として建設していた「花と動物ふれあい広場」に統合することで合意していた[1]。また、ふるさと村と多気町は脇夫妻を園長として迎え、多気町内に新居を準備するという条件を提示していた[1]。しかし実際には統合されることなく、動物園は維持された。

2008年12月に脇正雄が死去し、動物園は閉園の危機に陥った。これを受けて脇の友人である会社経営者の山本清號が経営を引き継ぎ、私財を投げ打って荒廃した園内を整備。2009年2月7日紀勢大内山IC紀勢自動車道)開業に合わせて、大内山脇動物園から「大内山動物園」に改称、リニューアルした。

利用案内

入園料は大人2000、子供500円(2014年4月01日より)。営業時間は午前9時から午後4時30分まで。年中無休。

また園内で100円で売っている餌を、飼育中の小動物に与える事が可能である。

主な飼育動物

哺乳類

鳥類

その他

アクセス

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

  • 倉田貞、山中昇「農村活性化事業の事例的研究-三重県多気郡五桂池ふるさと村-」『松阪大学地域社会研究所報』第5号、松阪大学地域社会研究所、1993年、 83-104頁、 全国書誌番号:00075627

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