チリーフラミンゴとは? わかりやすく解説

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チリーフラミンゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 07:24 UTC 版)

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チリーフラミンゴ
チリーフラミンゴ Phoenicopterus chilensis
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: フラミンゴ目 Phoenicopteriformes
: フラミンゴ科 Phoenicopteridae
: フラミンゴ属 Phoenicopterus
: チリーフラミンゴ P. chilensis
学名
Phoenicopterus chilensis
Molina, 1782
和名
チリーフラミンゴ
英名
Chilean flamingo
チリーフラミンゴの生息域

チリーフラミンゴPhoenicopterus chilensis)は、フラミンゴ目フラミンゴ科に分類される鳥類の一種。種小名chilensisは「チリ産の」の意で、和名や英名と同義。

分布

アルゼンチンウルグアイチリブラジル南部、ペルー南部、ボリビア

形態

全長105cm。全身は淡いピンク色の羽毛で覆われる。

後肢の色彩は灰色がかった黄色で、踵のみ赤い。

生態

高山帯の塩湖)や海岸などに生息する。アンデス山中の海抜4500mの高地にも生息する。数百から数千羽にもなる大規模な群れを形成し生活する。

食性は雑食で、水生昆虫甲殻類藻類、植物の種子などを食べる。泥ごと食物を口に含み、嘴と舌を使い食物のみ濾しとって食べる。

繁殖形態は卵生。コロニーを形成して繁殖するが、他種の鳥類と混合コロニーを作ることもある。雌雄共同で、水辺に泥を積み上げた塚状の巣に1回に1個の卵を産む。抱卵期間は約30日である。抱卵、育雛ともに雌雄共同で行う。雛は孵化後約100日で飛べるようになる。

関連項目

参考文献

  • 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、128頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、168頁。
  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、136頁

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