大伴古麻呂とは? わかりやすく解説

大伴古麻呂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 17:23 UTC 版)

大伴 古麻呂(おおとも の こまろ)は、奈良時代貴族。父親については複数の説があり確実なことは不明だが、『万葉集』の「(大伴旅人の)姪胡麻呂」という記述から、旅人の兄弟の子(大伴宿奈麻呂の子)であると考えられる[1]。また、右大臣大伴長徳あるいは大納言大伴御行の子とする系図も存在する。官位正四位下左大弁


  1. ^ a b 上村正裕「大伴氏系図復元に関する一試論」『東洋大学大学院紀要』第52巻、東洋大学大学院、2015年、390-369頁、CRID 1050001338865403008ISSN 0289-0445 
  2. ^ 『遺教経』跋語(石山寺蔵)
  3. ^ 『続日本紀』天平勝宝6年正月30日条)
  4. ^ 『続日本紀』天平勝宝6年正月16日条,30日条
  5. ^ 『続日本紀』天平宝字元年4月4日条
  6. ^ 上村、2023年、P126-133.
  7. ^ a b 『続日本紀』天平宝字元年7月4日条
  8. ^ 上村、2023年、P152-153.
  9. ^ 『続日本紀』天平宝字元年6月28日条,7月2日条
  10. ^ 上村、2023年、P155-156.
  11. ^ 『万葉集』
  12. ^ 父を長徳とするものに「大伴系図」(『続群書類従』所収)、父を御行とするものに「大伴系図」(内閣文庫)および「伴氏系図」(『系図綜覧』所収)、父を家持とするものに「伴氏系図」(『続群書類従』所収)がある。ほかに『万葉集』四 で古麻呂を「旅人の姪」としている事を根拠に、父を田主あるいは宿奈麻呂とする説もある。
  13. ^ 「伴氏系図」『続群書類従』巻第182所収


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