大伴兄麻呂とは? わかりやすく解説

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大伴兄麻呂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 03:12 UTC 版)

 
大伴 兄麻呂
時代 奈良時代前期 - 中期
生誕 不明
死没 不明
官位 従三位参議
主君 聖武天皇孝謙天皇
氏族 大伴宿禰
父母 父:大伴御行
兄弟 兄麻呂古麻呂?、三依三中
駿河麻呂潔足、四綱
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大伴 兄麻呂(おおとも の えまろ)は、奈良時代公卿大納言大伴御行の子。官位従三位参議

経歴

天平3年(731年従五位下尾張守に叙任される。天平9年(737年主税頭として京官に復すが、天平10年(738年美作守、天平17年(745年美濃守と再び地方官を務め、この間天平13年(741年正五位下に昇叙している。その後、天平18年(746年従四位下、天平20年(748年正四位下聖武朝末にかけて急速に昇進を果たした。

天平勝宝元年(749年)7月の孝謙天皇即位に伴い参議に任ぜられると、8月に光明皇后のために紫微中台が設置された際には、長官(紫微令)の藤原仲麻呂に次いで、石川年足と共にその次官(紫微大弼)に任官し、光明皇后藤原仲麻呂を補佐した。同年11月正四位上、天平勝宝3年(751年従三位となおも昇進を続けるが、それ以降『続日本紀』に消息の記載はない。一説では天平宝字2年(758年)に謀反したともされる[1]

官歴

続日本紀』による。

系譜

脚注

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  1. ^ a b c 公卿補任

参考文献




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