国外への進出
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「王子ホールディングス」の記事における「国外への進出」の解説
1985年(昭和60年)のプラザ合意による円高ドル安を背景に、本格的な国外進出が始まった。1988年(昭和63年)、カナダの製材会社であるキャンフォー(英語版)と合弁でハウサウンド・パルプ・アンド・ペーパー(Howe Sound Pulp and Paper、略称:HSPP)を設立。HSPPは西海岸ブリティッシュコロンビア州にパルプから一貫製造する新聞用紙工場を建設し、1991年(平成3年)から日本へむけて新聞用紙を輸出した。なお、HSPPの株式は2001年(平成13年)同社へ売却を決定しており、現在は傘下ではない。 神崎製紙との合併により、同社が1986年(昭和61年)アメリカ合衆国に設立したカンザキ・スペシャルティ・ペーパーズ (Kanzaki Specialty Papers) と、1990年(平成2年)ドイツに設立したカンザン・スペシャル・パピエール (Kanzan Spezialpapiere) の感熱紙メーカーが海外事業に加わった。情報用紙部門ではこれらの他、ノーカーボン紙生産で1996年(平成8年)タイに、感熱紙生産で2001年、中国にそれぞれ進出した。タイの感熱紙事業はアジア進出第1号であったが、次いで段ボールの生産で1997年(平成9年)中国に、1999年ベトナムに進出した。 2002年(平成14年)、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)グループから中国蘇州市のティッシュペーパーを生産する製紙会社を買収した。同社は王子製紙にとって、中国での製紙工場の第1号となった。翌2003年(平成15年)、中国南通市での大型製紙工場の建設および2006年(平成18年)の生産開始を発表する。この「南通プロジェクト」を担当する江蘇王子製紙有限公司の設立は4年後の2007年(平成19年)に遅れたが、2010年(平成22年)末に工場は操業を開始した。 同じく2010年、マレーシア最大の板紙・段ボールメーカーであるGSペーパー&パッケージング(GS Paper & Packaging)を買収、傘下に収めた。
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国外への進出
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2014年9月17日、ドミニク・アンセルベーカリーは海外最初の店舗として、2015年春に東京の表参道周辺に出店する予定であることを発表した。 2015年4月、6月20日に表参道に開店する予定であることが発表された。6月20日、予定通りオープンし、開店前には徹夜組も含めて350人が行列を作り、ドミニク・アンセル自身も店頭で来店客を歓迎した。日本店は、TSIホールディングスとトランジットジェネラルオフィスの共同出資会社が運営しており、2015年の時点で、今後日本国内に「10店程度の展開を計画している」と記されていた。2017年3月29日に、三越銀座店内にドミニク・アンセルの日本における2つ目の店舗が開業した。三越銀座店は、ドミニク・アンセルが初めて日本に来た際に最初に訪れた場所だったという。しかし、運営企業の業績低迷を理由に2018年6月に銀座三越店、2019年2月に表参道店をそれぞれ閉店して日本から撤退し、運営企業自体も2021年3月24日付で東京地方裁判所から破産開始決定を受けた。 2016年9月には、ロンドンのベルグレイヴィアとヴィクトリア(英語版)の間にヨーロッパ初となる店舗が開店した。
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