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ボオルチュ

(博爾朮 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 18:26 UTC 版)

ボオルチュBo'orču、生没年不詳)は、モンゴル帝国チンギス・カンの家臣で、イェスゲイ没後の貧窮時代からチンギス・カンに仕えた続けたモンゴル帝国草創期の第一等の勲臣である。


  1. ^ 小沢重男『元朝秘史全釈(中)』157, 159頁
  2. ^ 村上『モンゴル秘史 2 チンギス・カン物語』351-352頁
  3. ^ 志茂『モンゴル帝国史研究正篇』607, 613頁
  4. ^ 小沢重男『元朝秘史全釈(中)』340頁
  5. ^ 『集史』「チンギス・カン紀・千人隊一覧」等ではトグルク・チェルビがボオルチュの兄弟であり、『元朝秘史』のオゲレン・チェルビと同一人物と思われるオゲレ(イ)・チェルビ اوكله جربى Ūkla Charbī はスニト部族出身の千人長としている(志茂『モンゴル帝国史研究正篇』638頁)。モンゴル史研究者の村上正二はオゲレン・チェルビがボオルチュの弟であり、『集史』のトグルク・チェルビと同一人物と思われるドゴルク・チェルビ 朶豁勒忽扯児必 Doqolqu-čerbi はマングト部族のジェデイの弟としているこれら『元朝秘史』の記述の方が正しいと論じている(村上『モンゴル秘史 1 チンギス・カン物語』227-228頁)。
  6. ^ 志茂『モンゴル帝国史研究正篇』607, 612頁
  7. ^ 志茂『モンゴル帝国史研究正篇』612-613頁
  8. ^ 志茂『モンゴル帝国史研究正篇』605, 607頁


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