チラウン
チラウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:09 UTC 版)
詳細は「チラウン」を参照 スルドス部の人。父のソルカン・シラは『元朝秘史』によればタイチウト部の遊牧集団に加わっており、少年時代のテムジン(チンギス・カン)がタイチウトに捕えられたとき、チラウンとチンバイ兄弟は父を説得して彼をかくまって逃がしてやったとされる。 ソルカン・シラはタイチウト部がモンゴル部に滅ぼされた後チンギス・カンに迎えられ、千人隊(千戸)を与えられた。チラウンは数々の戦役に従軍して功をあげ、父の死後千人隊を引き継いだが、外征にあまり活躍することなく早くに没した。『集史』などのペルシア語史料ではچيلاوغوان بهادر(chīlāūghān bahādur)、『元朝秘史』などの漢文史料では赤老温とも表記される。
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