南の魔王軍(南軍)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 19:25 UTC 版)
「魔法少女プリティ☆ベル」の記事における「南の魔王軍(南軍)」の解説
“大淫婦”シャルエル 南の魔王。「“大淫婦”(だいいんぷ)」・「“霧の女王”」の二つ名をもつ。4大魔王の中では唯一の女性かつ最古の魔王で、4人の中で最年長者(年齢は300歳ほど)。元は下級の淫魔で、「霧」の能力も催涙ガス程度のものでしかなかったらしい。南は4大国の中で唯一の民主国家であり、シャルエルは象徴として君臨するだけで国の政治にも殆ど関わっていない(立憲君主制)。彼女自身は存在そのものが魔族にとって特別なもので、魔族におけるローマ法王や天皇と言うべき存在であるが、当人はある種の悟りに達しており、いたって明るく暢気な性格。 本人は戦い方も知らず、4大魔王の中でも「最弱」であるというが、あらゆる感覚を狂わせるという台風規模の広大な霧の世界を召喚する能力をもつ。召喚された霧の世界では、南軍兵や霧中に住む無数のモンスター達(エミリオによるとシャルエルの子供達)に駆逐されるため、能力を知る者からは「その気になれば虐殺にしかならない」と評される「無敵」の魔王でもある。10年前には天界の精鋭部隊レギオンが彼女1人に壊滅させられている。シャルエルによって刻印を付与されると、駆逐対象外となり、襲われることはない。 緊急時に国民を守るためと称して、ドゥール・ヴァリオンの数百倍ほどの魔力を身体に溜め込んでいるが、その多くがエッチなことをして男性から吸収したものだという。その膨大な魔力故、致命傷級の負傷すら即座に回復してしまい、常人であれば発狂するような暴行や拷問を受けても何の痛痒も感じないばかりか、逆にそれらの行為を楽しむような、大淫婦の名に恥じない常軌を逸した性的嗜好の持ち主。 エミリオ 南軍総務大臣。魔族としては下級だが、シャルエルやベルベリオン、ジロウなどの魔王たちに対しても一歩も引かない豪胆な人物。生真面目かつ堅物な性格であるため、普段はシャルエルの言動に対して「黙れ魔王様」などと辛辣なツッコミを入れるが、同時に絶対的な信頼と忠誠心を抱いてもいる。民主主義国のため民選の大臣である。元教師であり、自国の充実した教育体制を誇りにしている。教育者として民主主義体制を支える優秀な人材を育てることに情熱を燃やしており、教育論についてエリと熱く語り合う。 “音速の蝿” アルバート エミリオのお付き兼護衛を務める少年魔族。9mm口径の二丁拳銃による近接戦闘が得意との設定がある。
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