列車火災事故の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 01:44 UTC 版)
西成線列車脱線火災事故 1940年1月29日、安治川口駅構内で発生。列車脱線事故でもある。原因は脱線・転覆した際に燃料のガソリンに引火したことによる。死者189名、重軽傷者69名を出す。 桜木町事故 1951年4月24日、桜木町駅構内で発生。原因は電気工事作業員のミスによる架線の短絡。死者106人、重軽傷者92人を出す。 米軍燃料輸送列車事故 1967年8月8日、新宿駅構内で発生。列車衝突事故でもある。原因は運転士の信号冒進による衝突で、破損したタンクから漏れた航空燃料に火花が引火したことによる。死者・怪我人は出なかった。 北陸トンネル火災事故 1972年11月6日、敦賀駅から南今庄駅の間にある北陸トンネルで発生。原因は喫煙室の長椅子下にある電気暖房装置の短絡。 京成スカイライナー放火事件 1978年5月5日、津田沼検車区宗吾支区(現・宗吾車両基地)で発生。中核派によるテロ事件である。死者・怪我人は出なかった。 サロンエクスプレスアルカディア火災事故 1988年3月30日、上越線を走行中に発生。原因は排気管の過熱。死者・怪我人は出なかった。 ユーロトンネル火災 1996年11月18日、イギリスとフランスの間にある英仏海峡トンネルで発生。原因はトラックの積み荷のポリウレタン。死者・怪我人は出なかった。 オーストリアケーブルカー火災事故 2000年11月11日、オーストリアのカプルン(英語版、ドイツ語版)にあるケーブルカーのトンネル内で発生。原因は油圧系統から漏れた油の引火。155人の死者を出す。 大邱地下鉄放火事件 2003年2月18日、大韓民国の中央路駅構内地下3階のホームで発生。原因は自殺志願者がガソリンを振り撒いての放火。死者192名、重軽傷者148名を出す。 川越線踏切障害・火災事故 2007年1月21日、指扇駅から日進駅間(現:西大宮駅 - 日進駅間)を走行中に踏切障害事故が発生、その際に列車火災が発生した。乗用車を運転していた女性が死亡。 石勝線特急列車脱線火災事故 2011年5月27日、占冠駅から新夕張駅間を走行中に発生。列車脱線事故でもある。 東海道新幹線火災事件 2015年6月30日、新横浜駅から小田原駅間を営業運転中の東海道新幹線車内で発生。原因は乗客の焼身自殺。国土交通省は「新幹線初の列車火災事故」と認定。死者2名(犯人を含む)、負傷者28名を出す。 小田急線沿線火災事故 2017年9月10日、参宮橋駅から代々木八幡駅間で発生。原因は沿線の建物火災による飛び火。屋根の一部が燃えたが死者・怪我人は出なかった。 常磐線自動車衝突炎上脱線事故 2021年3月26日、土浦駅から神立駅間の線路内で、侵入してきた自動車と衝突。先頭車が脱線炎上したが死者・怪我人は出なかった。
※この「列車火災事故の例」の解説は、「列車火災事故」の解説の一部です。
「列車火災事故の例」を含む「列車火災事故」の記事については、「列車火災事故」の概要を参照ください。
- 列車火災事故の例のページへのリンク