信号冒進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 03:51 UTC 版)
自動閉塞方式の区間(単に自動区間ともいう)では一般に1閉塞区間を1列車に占有させるようになっている。そのため、占有していない別の列車は停止現示(赤信号)があればその手前に停止しなければならない。しかし、その停止現示を超えて(もしくは無視して)進入するのが信号冒進である。信号冒進が発生すると、正面衝突・追突の危険性がある。ただし誘導信号機による場合や無閉塞運転、別途指示により次区間に進入することが可能な箇所もある。ATS、ATCなどにより安全を確保している。原因は不注意、注意散漫、疲労などが挙げられる。 英語では Signal passed at danger (SPAD) と呼ばれており、イギリスの鉄道用語として世界中に応用されている。
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