八犬士達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 08:33 UTC 版)
五条仁科(犬江 親兵衛 仁)★ 本編の主人公で八犬士の一人で仁の珠の持ち主、25歳。崩壊した京都に住み続けている賞金稼ぎ。ランクは最低の“ワーカー”だが、実力は高い。 物語は彼が警察によって洗脳され首相救出に赴くところから始まる。 なお、登場人物は珠を一つずつ持っており、名前の中に珠が象徴する徳の言葉が含まれている。 また、珠はそれぞれ固有の能力を持っており、仁の珠は霊剣に変化する。 里見ありさ(伏姫)★ 本編のヒロインで伏姫の子孫、17歳。夜、寝ているところに伏姫が現れ、己の正体と宿命を教え京都に向かわせる。 彼女は八犬士では無いため珠は持っていないが、八犬士を見分ける力を持っている。 また、後に修行によって法術を使えるようになる。 壬生忠芳 (犬山 道節 忠与)★ 忠の珠を持つ高校教師。ありさと桃子は彼の教え子であり、今はありさの守護を一番に考えている。 妻帯し子供もいるが、魔壊時に双方ともはぐれてしまった。 忠の珠は、先祖の道節のように炎を呼び出し自在に操る。 江口孝紀 (犬塚 信乃 戍孝)★ 孝の珠を持つ青年。先祖の影響か、やや女性のような容姿の持ち主。 京都には、行方不明になった恋人を探しに来た。 孝の珠は、霊笛に変化し、その笛が奏でる音は霊を鎮める。 柳沢義雄 (犬川 荘助 義任)★ 義の球を持つお調子者の青年。 京都には、行方不明の姉を探しに来た。 義の珠は、それ自体から電撃を放つ力がある。 高倉信輝 (犬飼 現八 信道)★ 信の珠を持つ、中年の刑事。良く言えば一本気、悪く言えば偏屈な男。 京都には、ここに逃げ込んだ連続殺人犯を追って来た。 信の珠には、移動に関する力があるが、高倉本人は使ったことがないという。 最上礼司 (犬村 大角 礼儀)★ 礼の珠を持つ、顎鬚が立派な初老の刑事。紳士然とした雰囲気を持つ。 高倉の上司で、京都には連続殺人犯を追って来たことになっているが、実は他にも探し人がいる。 礼の珠は、力を向けた相手を呪縛し動けなくする。 橘 美智 (犬坂 毛野 胤智)★ 智の玉を持つ総瞑そうで清楚な美女。八犬士唯一の女性で、本職は女優と思われる。 京都には、同業者の友人を探しに来た。 智の珠は、鑑定や解読など「知識」に関する力を所有者に与える。 都築悌章 (犬田 小文吾 悌順)★ 悌の珠を持つ、元悪役プロレスラー。顔は怖いが、話すと気のいい男。八犬伝の様に仁科と甥と叔父の関係はない。 京都には、試合で病院送りにした後に行方不明となったライバルを追って来た。 悌の球の能力は明らかではないが、銃弾すら通じない鎧武者をパンチ一発で倒したので、怪力の類と思われる。
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