八犬士の子孫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 14:54 UTC 版)
『里見八犬伝』に伝わる八犬士たちを祖とし、代々継承されてきた重臣「八犬士」の末裔。先代たちが切腹して果てると同時に、それぞれの名を受け継ぐことになる。以下、名の後の( )内はそれぞれの本来継承する珠の文字。「」はすり替えられた珠の文字。 犬飼現八(信)「淫」 - 傾城屋。幼名「源五」 犬川壮助(義)「戯」 - 女かぶき一座の振付師。 犬村角太郎(礼)「乱」 - 軍学者。幼名「円太郎」。真面目人間の堅物。 犬田小文吾(悌)「悦」 - 乞食。幼名「大文吾」。面倒くさがりの怠け者。怪力の持ち主。 犬坂毛野(智)「盗」 - 盗賊団の美貌の首領。 犬江親兵衛(仁)「狂」 - 六方者の頭。幼名「子兵衛」。唯一、逃げ出さずに忍法修行を全うしており、八犬士最強とも呼ばれる。 犬山道節(忠)「惑」 - 香具師。信乃とともに大道芸をする。角太郎、信乃、村雨を伊賀くノ一から逃がすために囮として果てる。 犬塚信乃(孝)「弄」 - 女装の軽業師。幼名「小信乃」。常に女の恰好をしている。
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