犬飼現八
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「南総里見八犬伝の登場人物」の記事における「犬飼現八」の解説
犬飼 現八 信道(いぬかい げんぱち のぶみち) 信の珠を持つ。右の頬先に牡丹の痣。 長禄3年(1459年)10月20日、安房洲崎で漁師糠助の子として生まれる。幼名玄吉。 珠は、お七夜の祝いに糠助が釣った鯛の腹からあらわれた。母は産後の肥立ちが悪く病死、生活に窮した糠助が洲崎神社沖の禁漁区で漁をして死刑になるところ、領主里見家の伏姫・五十子の死による恩赦があり、安房を追放される。下総行徳にたどり着いた糠助が路頭に迷い親子心中を図った時、里見家に赴く任務の途中であった滸河公方家の走卒(飛脚役の足軽)・犬飼見兵衛に助けられ、引き取られることになった。見兵衛の定宿である古那屋にしばらく預けられ。小文吾の母から乳を与えられたため、小文吾とは乳兄弟である。見八と名づけられ、成長の後は二階松山城介という武術の達人に師事し、捕り物の名人として名を馳せていたが、獄舎番の職を放棄し成氏の怒りを買って牢獄につながれた。実父の糠助は武蔵大塚村に移って犬塚信乃の隣人となり、死の間際に珠と痣を持つ玄吉の存在を信乃に告げていた。信乃と現八は芳流閣で相見える。行徳で珠に連なる奇縁を知り、名に玉偏を加えて「現八」に改める。 荒芽山の離散の後、庚申山で化け猫退治にかかわり、犬村大角を知る。管領戦では国府台に出陣し、長阪橋(ながさかばし)で小説『三国志演義』の張飛になぞらえた活躍をする。後に里見義成の六女・栞姫(1469年 - ?)と結婚、三男一女を儲ける(犬飼現八言人(妻に犬村大角の娘、子に犬飼現八(三世))、犬飼見兵衛道宜(古河公方の足利成氏に仕える)、甘糟糠助(上総国望陀郡郷士)、長女(犬村大角儀正の妻、犬村大角(三世)の母)の四人)。
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犬飼 現八(いぬかい げんぱち)(声:山口勝平)
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ナルシシストで、夕日を背に登場することにこだわっている、「信」の犬士。夕日が出ているところならどんな離れた場所にでも現れることができる。敵である船虫に一目惚れし、普段は船虫へのストーキングなどをしているらしい。信乃ら犬士達に出会うまでは岡っ引をしていた。
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犬飼 現八
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犬飼 現八(いぬかい げんぱち)
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「里見☆八犬伝REBOOT」の記事における「犬飼 現八(いぬかい げんぱち)」の解説
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