全盛期:1968-1973年とは? わかりやすく解説

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全盛期:1968-1973年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:58 UTC 版)

スライ&ザ・ファミリー・ストーン」の記事における「全盛期:1968-1973年」の解説

デイヴィスから「もっとポップな曲を」と要求されたため、渋々出したシングル1968年2月の「Dance to the Music」だった。この曲はビルボードHot 100の8位を記録しグループの名初め全米轟かせ記念すべき曲となった。このシングルを出す直前に、ローズ参加している。彼女は、結成当初から参加勧められていたが、地元レコード店での安定した職を投げ打つ決断がつかず、先延ばしにしていたものである。 アルバムDance to the Music』(1968)の売り上げ好調だったが、次に出したLife』(1968)は商業的に成功しなかった。しかし売れ行きに関係なく、この2作のアルバム影響力絶大で、1968年9月には英国ツアー予定されていたが、コンサートキャンセルとなった1968年11月シングルエヴリデイ・ピープル」をリリースバンドにとって初めてのナンバーワンヒットとなった。この曲は人種差別はもちろん、あらゆる偏見否定する曲であり、全盛期スライ&ザ・ファミリー・ストーン考え方代表している。 1969年5月アルバムスタンド!』をリリース300万枚売り上げ60年代に最も成功したアルバムのひとつとなった8月にはウッドストック・フェスティバル出演し愛と平和人種統合理想背景時代の寵児となった同月発売したシングルホット・ファン・イン・ザ・サマータイム」は全米チャート2位12月発売したシングルサンキュー」は1位を記録するなど人気はとどまるところを知らなかった。 しかし、同じ頃すでにリーダースライ・ストーン麻薬中毒侵されていた。黒人自立説くブラックパンサースライに対して白人グレッグジェリーバンドから追い出し、もっと黒人寄りの曲を作るように圧力を掛けた。スライ薬物影響精神的混乱をきたし、ラリー・グラハムとの仲も険悪になってしまう。70年ごろからは、コンサート大幅な遅刻や、キャンセルをしてしまうなどの奇行が目立つようになってしまう。そのためにバンド分解態となり、プロモーターからも見捨てられてしまう。ラリー・グラハムはやがてバンド解雇されグラハム・セントラル・ステーション結成した1975年1月には、ラジオシティ・ミュージックホールでの公演大失敗(僅か8分の1しか客席が埋まらなかった)を機に、とうとう活動停止した(ただし、公式の解散1981年)。 そんな時期でも、輝き放ったアルバムが、1971年11月の『暴動』である。このアルバムは、以前ロックとポップ・サウンドを演奏したスライとは大きく異なる、暗いトーンながらも非常にファンキー作品仕上がったブーツィー・コリンズは、このアルバム自身フェイバリットにあげている。シングルカットされた「ファミリー・アフェア」により3度目全米チャート1位を獲得した1973年6月アルバムフレッシュ』を発表。同アルバムにはヒット曲「イフ・ユー・ウォント・ミー・ステイ」が収録されている。このアルバムは、勢いのあった時期スライファンキー作品として評価された。同作品では、ドラムアンディ・ニューマーク交代している。

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